独自のビューティ・プログラム「ホームケア+サロンケア」を展開する株式会社シーボン(本社:東京都港区、代表取締役社長:崎山一弘、証券コード:4926)は、フェイシャリストサロン事業において培ってきた「触れるケア」の価値に着目し、皮膚と心の密接な関係性に基づくスキンケアのあり方について研究を行い、その成果を学会にて発表いたしました。
本研究成果の一部を2026年3月6日~7日に開催された第27回日本健康支援学会年次学術大会において発表致しました。
■ 研究の背景
近年、心理状態と皮膚状態の双方向的関係が科学的にも明らかになりつつあります。こうした背景のもと、当社では、触覚を伴うコミュニケーションがもたらす心理的価値に着目し、単なる外観改善にとどまらない、スキンケアを通じた健康支援の可能性を追求しています。
皮膚は、バリア機能の低下により乾燥や外的刺激の影響を受けやすくなり、不調を招くだけでなく、不快感やストレスの一因となることが知られています。一方で、適切な洗浄による清潔な状態の維持や、触覚を通じた心地よい刺激は、心理的安心感やリラクゼーションに寄与することが報告されています。
このような背景を踏まえ、本研究では「皮膚の健康」「皮膚の清潔」「触覚的心地よさ」という3要素を同時に満たすことが、皮膚の健康維持と心理的満足の両面に働きかけ、結果として健康支援につながるとの仮説のもと、検証を行いました。
■ 研究結果
本研究では、マッサージ用途を想定し、当社が開発した「持続性液晶型クリーム製剤」について、O/W型クリーム製剤およびオイル製剤との比較評価を実施しました。持続性液晶型クリーム製剤は、マッサージ中に液晶構造を形成・維持することで、構造的な厚みとなめらかさを持続する特性を示しました。一方、O/W型クリーム製剤は経時的に構造が不安定化し、オイル製剤は速やかに皮膚へなじむことで施術中の潤滑性が低下する傾向が確認されました。
さらに、本製剤は角層バリア機能の維持・改善を示唆する結果が得られ、継続使用により水分量の増加および乾燥による小じわの改善が認められました。加えて、毛穴汚れやメイクなど多様な汚れに対する除去効果も確認され、クレンジング機能を併せ持つ可能性が示唆されました。
マッサージ中の使用感評価においても、摩擦の少なさや厚みによる心地よさが支持され、機能性と感性価値の両立が確認されました。
これらの結果から、持続性液晶型クリーム製剤は、皮膚の健康、皮膚の清潔、触覚的心地よさを同時に満たし、皮膚と心の双方の満足につながるスキンケア製剤として有用であると考えられる。


■ 展望
超高齢化社会においては、外観の改善にとどまらず、皮膚の健康と心理的充足の両面に働きかけるスキンケアの重要性が、ますます高まっています。
当社はこれまで、触覚を介したコミュニケーション価値に着目し、スキンケアを通じて皮膚と心に働きかける製品開発を推進してきました。本製剤は、これらの取り組みを体現するものであり、介護・健康支援領域における新たなアプローチとしての展開が期待されます。
今後も当社は、社会課題の解決を見据え、皮膚と心の双方に寄り添う製品開発を継続してまいります。
■ シーボンについて
シーボンは、1966年の創業以来約60年に渡り、研究・開発、製造、販売までを一貫して行う日本の化粧品メーカーです。
全国96店舗(会員制/直営93店舗、代理店3店舗)のサロンを通して、化粧品販売とアフターサービスを提供しています。
毎日の正しいスキンケアと、サロンでの定期的な肌カウンセリング&フェイシャルトリートメント。
この繰り返しが、日々変化する素肌を健やかに育む。これが永年培ってきたシーボン独自のビューティ・プログラムです。
シーボンは、唯一無二のビューティ・プログラムで、美肌を適えるブランドとしてこれからも展開してまいります。
【シーボン 公式ホームページ】 https://www.cbon.co.jp/net/
【シーボン ビューティージャーナル配信中】 https://www.cbon.co.jp/journal/interview/