世界最古の歴史を持つライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団。
楽団が19世紀に初演したブラームスのヴァイオリン協奏曲とシューベルトの「ザ・グレート」を、11/9(木)横浜みなとみらいホールで演奏します。
指揮者はNHK交響楽団でも桂冠名誉指揮者を務めるヘルベルト・ブロムシュテット。
名作2曲を、伝統の響きでおたのしみください。

■ ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団が初演した名作2曲を伝統の響きで!

ブラームスのヴァイオリン協奏曲は、同楽団が1879年1月1日にブラームス本人の指揮で初演(ヴァイオリン独奏:ヨアヒム)、シューベルトの「ザ・グレート」は、同楽団が1839年3月21日にメンデルスゾーンの指揮で初演しました。
両曲とも今回の指揮者・楽団・ソリストの得意曲目であり、同楽団の創立275 周年を祝う記念ツアーの中でも練りに練られた曲目となっています。
■ 今年90歳の誕生日を迎える指揮者ブロムシュテット

現役の指揮者の中では最高齢でありながら、頻繁に来日する「日本を愛し日本人に愛されるマエストロ」ブロムシュテット。
NHK交響楽団との演奏もお馴染みで、桂冠名誉指揮者の称号を受けています。ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の名誉カペルマイスターも務めています。
伝統に根付いたオーソドックスな、しかしながら生命力あふれる演奏が特に日本での人気の高さにつながっています。
■最古のオーケストラ、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の魅力

現在、多くのオーケストラは、演奏会を開催するためにつくられた集団ですが、その先駆けとなったのが、このライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団。王侯貴族に所属した管弦楽団などはもっと古くからありましたが、独立したオーケストラとしては世界で最も古いオーケストラです。
世界で初めてベートーヴェンの存命中に交響曲全曲演奏会を開催したのも同楽団。独特の固く重く深い音色がドイツ音楽の演奏に効果を発揮しています。
円熟の匠が魅せる指揮と、ヨーロッパ屈指の名門オーケストラの響きで、最高の一夜をお過ごしください!