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株式会社ケンコー・トキナー

ガラス製の高精度角型ND/ハーフNDフィルター、コッキン「NUANCES(ニュアンス)」シリーズを発表

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2月25日(木)~28日(日)、CP+ケンコー・トキナー/スリック共同出展ブースにて

株式会社ケンコー・トキナー(本社:東京都中野区、代表取締役社長:山中 徹)は2016年2月25日~28日にパシフィコ横浜で開催される「CP+2016」において、フランス・コッキン社の新製品「NUANCES(ニュアンス)」シリーズを発表いたします。
NUANCESシリーズは、角型フィルターの老舗であるコッキン社が総力を挙げて開発した、ガラス製のNDフィルター(全面ND)およびグラデーションNDフィルター(ハーフND)の製品群です。販売開始時期はNDフィルターが2016年5月、グラデーションNDフィルターが2016年夏頃を予定しています。

コッキン(COKIN)とは
コッキンは1972年より44年の歴史を誇る、世界的な角型フィルターメーカーです。ファッション写真家であるジャン=コカンにより創設されました。

コッキンが主に販売している角型フィルターの特長としては、
・アダプターにより、レンズのフィルターサイズに関わらず共用できる
・スライド式で瞬時にフィルターの交換ができる
・ハーフNDなど、効果の位置を調整できるフィルターを使用できる
などが挙げられます。

開発の背景
風景写真撮影のテクニックとして、NDフィルターによる長時間露光や、グラデーションND(ハーフND)フィルターによる明暗差調整で太陽や空の表現を行うことは広く知られており、また近年においてもこれらのテクニックは世界的に流行の兆しを見せています。

コッキン社としてもユーザーに応えるべく、一般的な角型フィルターにCR-39という光学プラスチックを使用し、作り続けてきました。光学プラスチックには軽さ、割れにくさ、そしてグラデーションの柔らかさという特長があります。

一方、コッキンが角型フィルターでは採用してこなかった「ガラス」には、傷つきにくさや色精度の良さなど、「光学プラスチック」とは異なる面において優れた特長があります。しかしグラデーションNDフィルターにおいて、ガラス製で柔らかなグラデーションを実現させるのは困難でした。
そこで、コッキンではガラスによる高精度角型フィルターの開発に着手。新たなコーティング技術により、より高精度な色バランスと、グラデーションNDフィルターにおいては美しいグラデーションを実現した新NDフィルター群、「NUANCES」シリーズを完成させました。

NUANCESシリーズの特長
■NDフィルターの特長
真空蒸着によるNDコーティングにより、可視光域および近赤外域において驚異のフラット性を実現。ニュートラルな色再現性でカメラの特性を崩しません。

■グラデーションNDフィルターの特長
独自の特殊コーティング技術により、ガラス製にも関わらず柔らかなグラデーション。極めて反射が少なくニュートラル性に優れた、画期的なハーフNDフィルターです。非常に表面硬度が高いコーティングで摩擦に強いのも特徴です。

ラインナップ
NUANCES NDフィルター

NUANCES グラデーションNDフィルター

Pシリーズは83mm幅、Z-PROシリーズは多くのブランドで採用されている100mm幅(4インチ)、X-PROシリーズは130mm幅のフィルターです。

PシリーズとX-PROシリーズはコッキン独自のサイズ。Pシリーズは、82mm径までのフィルターに対応し、一般的なデジタル一眼レフ用交換レンズに対応します。100mm幅のものよりも小さく、持ち運びに便利です。

また、X-PROシリーズは、2015年9月発売の「X499Nユニバーサルリング」と、「X-PROシリーズフィルターホルダーB100A」を使えば、例えばトキナーAT-X 16-28 F2.8 PRO FXのようにフィルターネジが無く、レンズ前面部が大きく出っ張っているレンズにも取りつけることができます。

このようなレンズに対応するNDフィルターシステムは特殊なもので150mm幅のものが流通していますが、コッキンNUANCESシリーズのX-PROシリーズのサイズを使用すればコンパクトなシステムを実現することができます。

より高い精度でND効果を実現し、コッキンシステムを既にお使いの方にもご使用いただける、最新、世界最高峰のNDフィルターおよびグラデーションNDフィルター、コッキン「NUANCES」シリーズ。ぜひCP+2016の会場でご確認ください。

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