一般財団法人日本規格協会(本部:東京都港区、理事長:朝日弘)は、第39回品質管理検定(QC検定)の申込受付を12月6日(金)より開始いたします。試験日は2025年3月16日(日)です。
話題の“データサイエンス”にも欠かせない品質管理の「手法」や、そのサイエンスを生かす「実践」の知識レベルを客観的に測ることができるQC検定を、企業の品質管理レベル向上や、個人のキャリアアップ実現にご活用ください。
1.QC検定の概要
品質管理に関する知識をどの程度有しているかを、全国で開催される筆記試験を通して客観的に評価するもの、それがQC検定です。2005年12月の第1回試験より、受検者は順調に増加し、これまでの累計受検申込者は160万名を超えています。
一口に品質管理の知識といっても、どのような問題を解決するのかによって、必要な知識は異なります。そこで本検定では、受検者の方が企業でどのような仕事をされているのか、その仕事における品質管理・改善の実施レベルはどれくらいなのか、そしてその管理・改善をするためにどの程度の知識が必要なのかにより、1級から4級までのレベルを設定しています。
企業にとって、品質向上、コスト削減は永遠のテーマです。「よい人づくり」ができてくると、おのずと、効率を兼ね備えた「よいモノづくり」、「よいサービスの提供」が可能となります。この「よい人づくり」にQC検定を活かしている企業・学校は、増加傾向にあります。
2.QC検定の活用
客観的な品質管理知識の評価は、例えば、企業では求人や昇格での要件として、学校では校内での表彰制度や有利な就職活動につながるよう、有効に活用されています。また、企業は単に検定に合格すればよいというだけでなく、その前後に教育や品質管理(改善活動)を行うことで、企業体質の強化に役立てています。
3.漫画「QC検定最初の一歩」の掲載
学生の皆さんに興味をもっていただけるように「品質管理」をテーマにした漫画をHPに掲載いたしました。最近では学校において品質管理教育を行って欲しいという、企業の要望も高まってきています。皆さんも4級からチャレンジしてみませんか。
4.団体受検の申込状況
どのような組織がQC検定に取り組んでいるのかをご紹介いたします。下記URLに、前回の検定(第38回QC検定:2024年9月1日実施)を団体申込で受検された企業・団体・学校のうち、名称公表の承諾をいただいた組織の一覧を掲載しています。ぜひご覧ください。
申込団体一覧(学校)
今回初めて本検定を知った方でも、4級、3級は、今からの学習で十分に間に合います。多くの方々の挑戦をお待ちしております。
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●日本規格協会グループ(JSA)について
1945年12月に、標準化および管理技術の開発、普及、啓発などを目的に設立された、一般財団法人日本規格協会を中核とするグループです。
我が国の総合的標準化機関として、当グループでは、JIS、国際規格(ISO・IEC規格)、JSA規格の開発、JIS規格票の発行と販売、国際規格・海外規格の頒布、多彩なセミナーの提供、ISO 9001やISO 14001をはじめとする各種マネジメントシステムの審査登録、各種サービスに関する認証、マネジメントシステム審査員などの資格登録、品質管理検定(QC検定)といった多様な事業に取り組んでおります。