財務投資にとどまらず、AIエージェント経済時代のインフラ基盤に不可欠な「オンチェーン金融」の社会実装を目指す
株式会社イオレ(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:瀧野 諭吾、以下イオレ)は、次世代金融インフラ構想「Neo Crypto Bank」の実現に向けた取り組みの一環として、世界最大級のオンチェーン・デリバティブプラットフォームの暗号資産「ハイパーリキッド(HYPE)」を取得したことをお知らせいたします。

■ HYPE取得の背景
イオレでは、AIが人に代わって決済や契約を自律的に担う「Agentic Commerce(AIエージェント経済)」時代を見据えた社会インフラの構築を進めており、AIが経済活動の主体となる社会においては、ブロックチェーンを基盤とした「オンチェーン金融」が不可欠な要素であると考えています。
当社が2025年10月に発表した「Neo Crypto Bank構想」は、このオンチェーン金融を社会実装するためのものであり、単なるキャピタルゲインを目的とした投機ではありません。今後急速な拡大が見込まれるAIエージェントによる自律的な金融取引(AI経済圏)において、銀行口座を持たないAIが活用するのはプログラムだけで完結し、スマートコントラクトに基づく高速かつ低コストなオンチェーン金融インフラです。 このインフラ構築を強力に推進する一環として、これまでの「ビットコイン(BTC)」に加え、AIエージェントが自律的に取引を実行する際に親和性が高く世界最大級のオンチェーン・デリバティブ・プラットフォームである「Hyperliquid」のネイティブトークン「ハイパーリキッド(HYPE)」を戦略的資産として取得するに至りました。なお、本取り組みは国内の上場企業として初の事例となります(※)。
※ 2026年7月28日時点。国内証券取引所に上場する企業が公表した適時開示資料、法定開示資料および各社ウェブサイト上の公表資料に基づく当社調べ。
■ HYPEの取得詳細
【HYPEの説明及び事業シナジーについて】
Hyperliquidは、秒間数千件の取引をわずか100ミリ秒未満で処理する金融特化型独自L1(※)と、高いイーサリアム互換性(HyperEVM)を兼ね備えています。CEX(中央集権型取引所)に匹敵する極小レイテンシー(遅延)と透明性を両立させたことで、プロ投資家やアルゴリズム取引のみならず、今後急速な拡大が見込まれる「自律型AIエージェントによる取引(AI経済圏)」における世界標準の金融レイヤーとしての地位を形成しつつあります。
また、一般的な暗号資産とは異なり、プラットフォームの取引手数料等に基づく高いプロトコル収益実績を背景に、エコシステムの成長が保有者や参加者へ還元されやすいインセンティブ設計が組み込まれています。
イオレにおけるHYPEの保有は、単なる資金運用の枠にとどまらず、当社のオンチェーン金融事業・Web3事業における競争力の最大化および基盤強化を見据えた戦略的な取り組みの一環です。法令遵守や安全性、事業上の合理性を慎重に検討・確認したうえで、各種運用手法を通じた収益機会の創出を目指すとともに、将来的には自社サービス等との連携可能性についても検討を進めてまいります。これらを通じて事業基盤の強化を図り、中長期的な企業価値向上に取り組んでまいります。
※ 他のネットワークに依存せず、独自開発の実行エンジンと高速合意形成モデルで取引を処理する金融専用ブロックチェーン基盤
【取得の詳細】
イオレは、2026年7月16日付で公表した資金使途「デジタルアセットの購入」の一環として、HYPEを約1,000万円購入いたしました。今後、相場動向および流動性等を勘案しながら、2026年8月末までに複数回に分けて追加購入を行い、初回購入分を含めた購入総額を1億円とする予定です。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/30850/table/308_1_3b792e073eb4ab1c500fbb54543d3a5c.jpg?v=202607291245 ]
【海外市場におけるHYPE関連動向】
米国をはじめとする海外市場では、オンチェーン資産を直接保有・運用することが困難な機関投資家を中心に、ナスダック等に上場するHYPE特化型DAT(デジタル・アセット・トレジャリー)企業を通じた間接投資の動きが見られます。これにより、伝統的金融市場において、その存在感に注目が集まっています。
■ 今後の展望
AIエージェント経済を支える強靭な社会インフラを構築するため、当社は投資対象を単一の暗号資産に限定せず、「Neo Crypto Bank」構想の実現に向けたポートフォリオの拡張を進めていく予定です。 保有資産のレンディングによる収益機会の拡張や、伝統金融市場を活用した変動リスクのヘッジ、既存事業と直結したアプローチを通じて、暗号資産および多様なデジタルアセットへの段階的な投資を拡大し、より強固なAIエージェント経済を支える強靭な社会インフラの構築を目指します。
【株式会社イオレ】
本社所在地:〒105-0003 東京都港区西新橋1-6-11 西新橋光和ビル 4F
代表者:代表取締役社長 兼 CEO 瀧野 諭吾
設立:2001年4月25日
資本金:27億6,295万円 ※2026年3月31日時点
従業員数:83名 ※2026年3月31日時点
上場市場:東京証券取引所グロース市場(証券コード:2334)
事業内容:
AIデータセンター事業:GPUサーバ販売/AIデータセンター開発支援・投資
AIUI事業:HR Tech/Ad Tech/次世代AIメディア など
暗号資産金融事業:暗号資産の保有、運用、決済サービス等の金融基盤提供
URL:https://www.eole.co.jp/