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公益財団法人東京都歴史文化財団

2022年度 都立文化施設の事業ラインアップを発表

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都立の美術館・博物館・ホール等で実施する2022年度の主な事業をお知らせいたします。

都立文化施設では、2022年度も多彩な事業を実施してまいります。
ラインアップはこちらをご覧ください。
https://www.rekibun.or.jp/news/20220303-36547/

【都立文化施設】
東京都庭園美術館、東京都江戸東京博物館、江戸東京たてもの園、東京都写真美術館、東京都現代美術館、東京都渋谷公園通りギャラリー、トーキョーアーツアンドスペース、東京都美術館、東京文化会館、東京芸術劇場

《2022年度の主な事業》

東京都庭園美術館  蜷川実花展 2022/6/25~9/4

写真家の枠を超えて映画、デザイン、ファッション等ジャンルにとらわれることなく多彩に活躍する蜷川実花による個展です。旧朝香宮邸の独特な建築を活かしたインスタレーションをご覧いただけます。本展のために撮りおろした新作の写真や映像作品を含め、各室ごとに趣向を凝らした演出が見どころです。「蜷川による装飾展」として当館全体の新たな見方を提示するものです。

江戸東京たてもの園  特別展 日本のタイル100年 2023/3/11~8/20

幕末から明治期にかけ、西洋建築が日本で普及をはじめる際、内外装の素材となる「タイル」も伝来しました。当初は「装飾煉瓦」等様々な名称で呼ばれていましたが、普及が進むなかで不便が生じ、1922年(大正11年)4月に開かれた全国タイル業者大会で名称が「タイル」に統一されました。それから100年を記念して、日本におけるタイルの歴史とそれを通じて見える暮らしや建築の変化を紹介する展覧会です。

東京都写真美術館  野口里佳 2022/10/7~2023/1/22

水中や高地、宇宙といった未知の領域と人間との関わりをテーマに、見る者の想像を誘う作品表現で知られる現代美術作家・野口里佳(1971-)。この世界に満ちる無数の小さな謎の探求を通して、見る者の感覚を解き放ちます。本展は「飛ぶこと」をテーマとした近作および新作を含め、写真と映像を中心としたインスタレーションによって紹介する予定です。

東京都現代美術館  ジャン・プルーヴェ 2022/7/16~10/16

20世紀の工業デザインと建築に大きな影響を与えたジャン・プルーヴェ(1901-1984)の大規模な展覧会。意匠から生産までを総合的に捉え、技術者や職人との協働で、家具から建築まで幅広く手掛けたプルーヴェは、自らを建築家でもデザイナーでもなく、「建設家」と称しました。本展では、プルーヴェが制作したオリジナルの家具およそ100点、ドローイング等の資料に加え、移送可能な建築物も展示し、その仕事を網羅的に紹介します。

東京都渋谷公園通りギャラリー 線のしぐさ 2022/4/23~6/26

「線」をキーワードに、日本とアメリカのアール・ブリュットの作品を紹介する展覧会です。人物や原始生物、文字等の様々な対象に着想を得たとされるドローイングをはじめ、ワイヤーを用いた立体作品、木彫、ファイバー・アート等、多様な表現形態の作品を通じて、アール・ブリュットの豊かな線の表現を展観します。関連イベントでは、日米の作家、作品の交流をはじめ、両者の比較に基づいた幅広い作品への理解促進のためのプログラムを行います。

トーキョーアーツアンドスペース TOKAS-Emerging2022 第1期 2022/4/2~5/8 第2期 2022/5/21~6/26

これまでに300名以上の新たな才能を紹介してきた若手アーティストの発掘、育成、支援プログラム。142 組の応募から日本在住35歳以下の作家6名を選出しました。平面や立体、映像、インスタレーション等、2期に分けてそれぞれが個展を開催します。

東京都美術館  特別展 ボストン美術館展 芸術×力 2022/7/23~10/2

古今東西の権力者たちは、その力を示し、維持するために芸術の力を利用しました。本展では、エジプト、ヨーロッパ、インド、中国、日本など様々な地域で生み出された約60点の作品を通して、力とともにあった芸術の歴史を振り返ります。

東京文化会館  第20回東京音楽コンクール 第2次予選 2022/8/20,21,22 本選:2022/8/26,28,30    

新人若手音楽家の発掘を目的としたコンクールです。2022年度は、ピアノ、金管、声楽の3部門を対象に開催します。本選ではオーケストラ伴奏による演奏審査を行い、各部門の第1位から第3位の入賞者等を選出し、表彰式を行います。

東京芸術劇場  東京芸術祭 芸劇オータムセレクション『スカーレット・プリンセス』 2022年10月

ルーマニアが誇る世界的演出家のシルヴィウ・プルカレーテが、古典歌舞伎の傑作、鶴屋南北『桜姫東文章』に挑戦します。日本の古典に内在する現代にも通じるドラマトゥルギーを、グローバルな視点で舞台化したプルカレーテの『スカーレット・プリンセス』は、ヨーロッパでも大きな話題を呼びました。独自のスタイルに貫かれた演技、装置、音響、映像を斬新に組合わせた、これまでにないスペクタクルです。観る者の魂を深く揺さぶる舞台をルーマニアより招聘します。

■その他の各施設のラインアップはこちらをご覧ください。
⇒ ⇒ https://www.rekibun.or.jp/news/20220303-36547/

※この内容は2022年3月3日現在のものです。事業内容(事業名、会期等)を変更する場合がございます。最新情報は各施設の広報担当までお問い合わせください。

※本事業は東京都令和 4 年度予算が東京都議会で可決された場合及び、公益財団法人東京都歴史文化財団令和 4 年度予算が財団理事会で可決され、同評議員会が承認した場合に確定します。

※東京都江戸東京博物館は、大規模改修のため令和4年度より休館します。

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