トレンドニュースサイト STRAIGHT PRESS【 ストレートプレス 】

特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン

【熊本地震緊急支援】子どもが子どもらしくいられる場所をー「子どもの居場所」運営を支援しています

このエントリーをはてなブックマークに追加

世界の子どもを支援する国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン(事務局:東京都中野区、事務局長:中島みぎわ/以下、WVJ)は、7月30日から熊本県にスタッフを派遣し、緊急支援を実施しています。地震の影響を受けた子どもたちが安心して過ごせるよう、住民主体による「子どもの居場所」の運営や、学童クラブでの昼食を支援するとともに、食料や衛生用品などの緊急ニーズなどにも対応しています。

地域の力を活かした「子どもの居場所づくり」を支援


美里町のコミュニティセンター内の「子ども居場所」

WVJは、下益城郡美里町で、地域住民が自主的に立ち上げた「子どもの居場所」づくりの運営を支援しています。支援団体の調整会議を通じて寄せられた要請を受け、これまでの災害対応や平時の子どもの居場所づくりの経験を生かし、地域と連携して運営に協力しています。

美里町をはじめ、被災地では余震が続く中、多くの家庭が車中泊などの避難生活を送りながら、自宅の片付けや仕事復帰に追われています。

子どもが安心して過ごせる場所は、子どもたちだけでなく保護者にとっても欠かせません。また、「子どもの居場所」は、被災した家庭の困りごとや変化を把握する大切な窓口ともなっています。

8月6日は、子ども16人、ボランティア8人、WVJスタッフ3人が参加しました。子どもたちからは「学校の中がぐちゃぐちゃになっているから、いつ始まるのか心配」といった声も聞かれましたが、お菓子を食べたり遊んだりする中で、少しずつ笑顔と元気な笑い声が戻ってきています。

現場入りしているWVJスタッフは、災害などの緊急時に、子どもやおとなのこころを傷つけないよう対応するための「WHO版心理的応急処置(PFA: Psychological First Aid)」などの知見を持っています。

地震の子どもたちへの心理的影響の大きさについても、各地でお話を伺っています。子どもたちが安心して過ごせる居場所が必要だという地域の方の思いを大切に、新たな居場所づくりや運営サポートを開始した他、さらなる調整を進めています。

被災した子どもたちの食と栄養を支える給食支援

美里町では、断水で休止していた学童クラブが8月3日から再開しています。しかし、地震の影響で普段は学童クラブで提供していた昼食が提供できず、各家庭で用意する必要がありました。

被災した家庭では台所が使えなかったり、自宅の片付けに追われたりして、弁当を持ってくることが難しい状況が続いています。また、営業を再開したスーパーでも、生鮮食品や冷凍食品はほとんどなく、流通が回復しつつあるものの、菓子パンやカップ麺などに品ぞろえが偏っていました。差し入れのミニトマトときゅうりを、普段は野菜が苦手な子どもたちが喜んでたくさん食べる姿も見られました。

こうした状況を受け、8月2日に食への支援要請を受けたWVJは、翌3日から調整を開始し、8月4日以降、学童クラブを利用する子どもたちが同じ昼食を安心して食べられるよう、パンやおにぎり、子ども用飲料などを手配し、継続的に届けています。


美里町の学童クラブへの昼食支援として、パンやおにぎり、子ども用飲料などをお届け

地域の声に耳を傾け、緊急ニーズに対応

「子どもたち30人分の飲み水が、あと1.5日分しかない」
猛暑が続く中、多くの地域で断水が発生し、水の確保が大きな課題となっています。 初動対応チームが熊本入りした直後、「子どもたち30人の飲み水が、あと1.5日分しかない」という切迫した緊急ニーズが届き、他の支援団体と情報を共有しながら、上天草市の児童養護施設へ飲料水を届けるという連携も実現しました。

お届けした飲料水の一部は、WVJスタッフが熊本入りした7月30日に、10年前の熊本地震で支援した益城町にある木山キリスト教会を訪問し、被害状況を伺った際、「もっと被害の大きな地域の皆さんのために」と託されたものでした。

また、宇城市内では、防災拠点センターや保育園、避難所、地域の施設などを訪問し、被災された方々や支援関係者から必要とされる支援について聞き取りを行い、その声をもとに、飲料水や冷たいジュース、ゼリー、お菓子などの食品に加え、衛生用品やブルーシートなど、現場のニーズに応じた支援物資を届けています。

刻々と状況や支援のニーズが変化する中、地域の方々、支援団体、ご支援くださる皆さま、それぞれの思いをつないだ「支援のリレー」によって、必要な支援を迅速に届ける力となっています。

緊急支援募金を受け付けています

ワールド・ビジョン・ジャパンでは、「熊本地震緊急支援募金」を受け付けています。
皆さまのご協力をお願いいたします。
ウェブから:こちらのページよりお手続きいただけます。
お電話で: フリーダイヤル 0120-465-009 (9:00~23:00)

ワールド・ビジョン・ジャパンとは

キリスト教精神に基づき、貧困や紛争、自然災害等のために困難な状況で生きる子どもたちのために活動する国際NGO。国連経済社会理事会に公認・登録されたワールド・ビジョンの日本事務所です。
詳細はこちら

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

最新情報をXで受け取ろう!
前の記事
一覧へ戻る