株式会社 学研ホールディングス(東京・品川/社長:宮原博昭)のグループ会社、株式会社 学研パブリッシング(東京・品川/社長:中村雅夫)は、登山家・栗城史多の約4年ぶりとなる著書『弱者の勇気 ―小さな勇気を積み重ねることで世界は変わる―』を9月25日に発売いたしました。
インターネット生中継登山による「冒険の共有」という新しい冒険の道を突き進む登山家・栗城史多。約4年ぶりの新著となる本書『弱者の勇気』は、大きな挫折を経験し、そこから復活するまでの過程を克明に語るノンフィクションパートと、その中で得た新たな考えを格言集スタイルで説くパートを一冊にまとめた、充実の内容となっています。
2012年10月、気象条件の厳しい秋季エベレスト挑戦時に重度の凍傷を負い、手の指9本を切断。その後、過酷な治療とリハビリを経て、2014年7月にブロードピーク(8047m)に登頂成功し見事復帰を果たしました。ノンフィクションパートでは、数々の8000m峰に力強く挑む姿、その一方で自身の弱さをさらけ出す、著者の今のリアルが描かれています。
また格言集パートでは、「限界」「孤独」「無駄」「比較」「時間」などの現代人を束縛する17の言葉が、独自の栗城的解釈によって新たな意味をもって生まれ変わる…。それぞれの「栗城語訳」の言葉は、現代社会に“生きにくさ”を感じている人々に生きる勇気を湧き起こし、次世代のライフスタイルを示唆する内容となっています。
著者の前二作『一歩を越える勇気』『NO LIMIT』はいずれも10万部を超える大ヒット。Facebookは累計12万「いいね!」を超え、熱烈なファンが数多い。NHK、テレビ東京などメディアにも多数出演、全国各地で講演を行うなど精力的に活動しており、2015年秋には5度目となるエベレスト挑戦を予定しています。
『弱者の勇気 ―小さな勇気を積み重ねることで世界は変わる―』
栗城史多・著
仕様:四六判・248ページ
発売日:2014年9月25日
定価:1,400円+税
発行所:株式会社 学研パブリッシング
発売元:株式会社 学研マーケティング
目次:
Chapter1 谷底から見上げた光 ―2012年 エベレスト―
Chapter2 言葉の幻想から心を解き放つ。
孤独/記録/限界/リーダーシップ/無駄/お金/時間/国境/安定/
比較/自由/選択/ラストチャンス/諦める/ピンチ/答え/苦しみ
Chapter3 弱者の勇気 ―2014年 ブロードピーク―
著者プロフィール:
栗城史多(くりき・のぶかず)
1982年、北海道生まれ。大学山岳部に入部後、大学3年生の時に単独で北米最高峰マッキンリー(6194m)を登る。その後、6大陸の最高峰に登頂。大学卒業後、2007年のチョ・オユー(8201m)から動画配信を始める。2008 年のマナスル(8163m)では、山頂直下からのスキー滑降に成功。同年からエベレストの生中継登山「冒険の共有」に向けた配信プロジェクトを立ち上げる。2009年、ダウラギリ(8167m)からのインターネット生中継と登頂に成功。
エベレストには登山隊の多い春ではなく、気象条件の厳しい秋季に4度挑戦。酸素ボンベを使用せず、ベースキャンプから一人で登る単独・無酸素登山と、「冒険の共有」という新しい冒険の道を突き進んでいる。2012年秋季のエベレスト西稜挑戦時に重度の凍傷を負い、手の指9本の第二関節から先を失うも、約2年間におよぶ治療・リハビリの末、2014年7月、ブロードピーク(8047m)に登頂成功。見事復帰を果たした。現在、「見えない山を登る全ての人達へ」をテーマに、企業や学校での講演を行いながら、2015年の秋季エベレスト遠征に向けて準備中。
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『弱者の勇気』特設WEBサイト http://kurikibook.jp/
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