緻密な“響き”で魅せる音楽美
作品と真摯に向き合い丁寧な音楽づくりを大切にする≪ウェールズ弦楽四重奏団≫。2008年ミュンヘン国際音楽コンクール第3位入賞を果たし、ヨーロッパで活動の場を広げてきた。日本に拠点を移してからも、新進気鋭のカルテットとして活躍が目覚ましい。カルテット名は「真実」「本物」を意味するラテン語の“Verus(ウェールズ)”と名付けられ、緻密に作り上げる“響き”は彼らの特徴であり、魅力である。
【第1部12:10】では、弦楽四重奏をジャンルとして確立したハイドンと、ハイドンの影響を大きく受けたモーツァルト。この二人の関連性と、ハイドンの第41番とモーツァルトの第15番に関する共通性に着目しての選曲。
【第2部14:30】では、無調の世界を凝縮して描いたウェーベルンと、音の厚みと抒情的な美しいメロディーが特徴のブラームスの作品。ウィーンにゆかりのある作曲家で構成され、1日を通して聴くと、弦楽四重奏曲の様々な表情が見て取れる。中でもウェーベルンは、彼らがとても気に入っているレパートリーの一つで、スパイスとなる一曲。彼らの紡ぐ音楽をぜひ感じてほしい。

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横浜みなとみらいホールチケットセンター
TEL:045-682-2000
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