
ピクシブ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:丹羽 康弘、以下ピクシブ)は、「BOOTH 3Dモデルカテゴリ 取引白書2026」を2月6日に公開しました。
ピクシブが運営する創作物の総合マーケットプレイス「BOOTH」では、近年VRChatなどで利用される「3Dモデル」の取引が大きな盛り上がりを見せています。2025年に公開した「BOOTH 3Dモデルカテゴリ取引白書2025」から一年を経て、さらに活性化するBOOTH 3Dモデルカテゴリについて、取引データや成長の背景を紹介しています。
BOOTH 3Dモデルカテゴリ 取引白書2026:https://inside.pixiv.blog/2026/02/06/110000
※本リリースで掲載している数値は、集計時点におけるカテゴリ構成や、ショップオーナーによる商品内容の編集状況に基づいて算出しています。そのため、過去に発表した数値と一部異なる場合があります。
取引規模の拡大|3Dモデルカテゴリは100億円規模へ
BOOTHの3Dモデルカテゴリにおける取扱高は、年々拡大を続けています。
2025年の取扱高は約104億円となり、前年2024年の約58億円に対して前年比約179%と大きく増加しました。
これにより、3Dモデルカテゴリの年間取扱高は初めて100億円を超える規模に達しました。

注文行動の変化|1人あたり注文件数の増加
取引規模の拡大とあわせて、注文件数および注文者数も増加しています。
特に注文件数の伸びは大きく、2025年には年間で約774万件に達しました。
注文者数も増加傾向にありますが、それを上回るペースで注文件数が増えている点が特徴です。
3Dモデルカテゴリでは新規ユーザーの増加に加え、既存ユーザーによる継続的な注文も増えています。


注文件数と注文者数の関係を見ると、1人あたりの注文件数が増加している傾向が見られます。
これは、3Dモデルを一度購入したユーザーが、その後も複数の商品を購入するケースが増えていることを示しています。

2024年夏以降、VRChatを取り上げた動画コンテンツが話題となった影響もあり、3Dモデルへの関心は一時的な盛り上がりにとどまらず、その後も高い水準を保ったまま推移しました。
こうした背景のもと、新規ユーザーの流入と定着、3Dモデルカテゴリ全体の活性化が並行して進んだと考えられます。

初めて3Dモデルカテゴリの商品を注文した初回注文者数は、2024年以降も大きく落ち込むことなく推移しており、一過性のブームにとどまらず、新規ユーザーの流入が継続している状況がうかがえます。

支出と価格帯|購入を支える構成
3Dモデルカテゴリにおけるユーザーの年間支出額を見ると、幅広い層が存在していることが確認できます。
2025年は、年間で10万円以上を支出しているユーザー数が、5万円以上10万円未満の層を上回る点が特徴的でした。

また、3Dキャラクター商品の価格帯別に注文件数を確認すると、5,000円から6,999円の価格帯において取引が多く行われていました。
この価格帯は、人気やクオリティを備えた商品が多く、安定して選択されやすい傾向が見られます。

利用開始時期別に見た購入動向|新規と既存ユーザーの共存
BOOTHの利用開始時期別に3Dモデルカテゴリの注文件数を分析すると、新しく利用を開始したユーザーによる注文が年々増加していることが分かります。
一方で、2018年以前にBOOTHを利用し始めたユーザーによる注文も一定の割合を維持しており、3Dモデルカテゴリが新規ユーザーと既存ユーザーの双方に支えられている状況が見て取れます。
これまで物理グッズや同人誌を主に購入していたユーザーが、3Dモデルも購入するようになったケースも多く見られ、BOOTH内での利用ジャンルの広がりが進んでいることがうかがえます。

2025年の取り組み|3Dモデルカテゴリをはじめとした創作活動の活性化に向けて
BOOTHでは、3Dモデルカテゴリをはじめとした創作活動の活性化に向けて、2025年を通じてさまざまな施策に取り組みました。
BOOTHのWebサイト内にとどまらず、pixivでの投稿企画や、VRChatワールドと連動したイベントの開催、ダウンロードしたファイルを管理するためのデスクトップアプリケーションの提供など、幅広く展開しました。
・売上管理CSVの発行回数上限を1日30回まで引き上げ
・売上管理CSVの対象期間を月単位で選択できるように
・メッセージで画像を送信できるように
・出張版!VRCくりえいてぃ部に出展
・「受取金額からpixivcobanにチャージ」する機能をリリース
・スクレイピング行為に関するガイドラインの見直し
・3D衣装トップクリエイターが3Dアバター制作に挑んだ理由とは?アルティメットゆいインタビュー
・pixiv × VRCくりえいてぃ部 VRChatイラスト・マンガ投稿企画
・VRChat向けオリジナル3Dモデル「ウルフちゃん」公開、着せ替え機能(XWear)向けアバターデータ無料配布
・メッセージに絵文字でリアクションできるように
・BOOTH Festival VRChat Editionの出展エントリー開始
・「BOOTH Library Manager」アーリーアクセス開始
今後に向けて|持続的な成長を支えるために
BOOTHでは、今後も創作活動の成長を支えるため、クリエイターとユーザーの皆さまに貢献できるよう、さらなるサービスの拡充を目指していきます。
その一環として、BOOTHでは今後以下のような機能追加を予定しています。
※あくまで検討段階であり、変更や中止となる場合があります
・「ライブラリ」の網羅性・検索性改善
・無料ダウンロード商品の入手履歴表示
・ライブラリ内のアイテム検索機能の追加
・カテゴリなどによる絞り込み検索の追加
・BOOTHメッセージの利便性向上
・重要メッセージの強調表示機能
・新しいお支払い方法の追加
・OR条件での商品検索機能
今後もBOOTHは、3Dモデルカテゴリの成長はもちろん、さまざまなジャンルの創作活動を支援し、「好き」が広がる場所を支えてまいります。
■BOOTHとは https://booth.pm
クリエイターが販売している作品やグッズを購入することができる、創作物の総合マーケットプレイスです。BOOTH内にショップを無料で誰でも簡単に立ち上げることができ、決済や配送も代行しているため、手間なく安心してご利用いただけます。
■ピクシブ株式会社 https://www.pixiv.co.jp
所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷4-23-5
代表取締役CEO:丹羽 康弘
事業内容:インターネットサービス事業
設立日:2005年7月25日
お問い合わせ:info@pixiv.co.jp(西土井・西田)