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山梨県「やまなしケアラー支援ポータルサイト」、生成AI機能を新たに搭載

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ケアラーの“困った”に、より早く・正確に寄り添うサイトへ進化

 山梨県(知事:長崎幸太郎)は、ケアラー(家族や身近な人の介護・看病・日常的な世話などを担う方)を支援する総合窓口「やまなしケアラー支援ポータルサイト(https://www.carer.pref.yamanashi.jp/)」において、3月19日から生成AI機能の提供を新たに開始しました。
 同サイトでは2025年度からAIチャットボットによるFAQ回答を提供してきましたが、今回の機能拡張により、より柔軟かつ利用者の状況に応じた回答を実現します。
やまなしケアラー支援ポータルサイト

■ 背景 ― 県の調査で明らかになった“4人に1人がケアラー” ―

 山梨県が令和6年度に実施したケアラー実態調査では、回答者の4人に1人がケアラーに該当し、精神的・身体的負担や離職・失業経験など深刻な課題が明らかになりました。
 こうした状況を受け、県は「問題に“気づき”、適切な支援に”つながり”、社会全体で”支え合う”」ことを重視した支援体制を推進しており、その一環として、令和7年4月のポータルサイト開設時から生成AIの実証も進めてきました。

※ここでの「気づき」とは次のような“早期発見”を意味します。
・本人自身が、日常的なケア負担を“負担”として認識できていない状態
・学校や職場、家族が見落としている身近なケアラーの状況
・支援者が早期介入できる“見逃し防止”の視点
つまり、「困りごとを抱えている人を早期に見つけ、支援の入口につなぐ」ことを表しています。

■ 今回搭載した生成AI機能について

 今回のアップデートで強化された生成AIの特徴は以下のとおりです。

Point1|文脈を理解し、最適な支援へ“導く”高精度回答
 知りたい情報を入力するだけで、生成AIが正確に文脈を読み取り、ケアラーの状況に適した回答を提示するため、ケアラーが迷いやすい情報探索の負担を軽減します。
 さらに令和7年4月から行ってきた県職員・市町村担当者による実証試験では、極めて高い精度で適切な回答にたどり着くことを確認しています。

Point2|制度の“縦割り”を突破し、圧倒的に探しやすく
 県・市町村・国の支援情報を横断的に整理し、「自分に合う制度はどれか」を瞬時に提示します。
これにより、従来は複数ページを行き来しなければ得られなかった情報にスムーズに到達できます。

Point3|多様なケアラー像に寄り添い、一人ひとりに最適化
 ヤングケアラー、ビジネスケアラー、ダブルケアなど、背景によって必要な支援は大きく異なります。生成AIはそれらの違いを踏まえ、状況に応じた個別最適の支援情報を提示します。

■ やまなしケアラー支援ポータルサイトとは

「やまなしケアラー支援ポータルサイト」は、“誰でも・いつでも・どこでも、情報や手続きが一元的にわかる”ことを目指して構築された総合サイトです。
高齢者介護、障がい児者支援、ヤングケアラー、妊娠・出産・子育て支援、生活困窮、こころの健康への支援など、幅広い支援情報を一元的に掲載しています。
サイトでは、次のような情報を提供しています。
- 相談窓口の一覧
- 支援制度・利用できるサービスの紹介
- ケアラーとは何か、困ったときの対処法
- ケース別支援情報(ヤングケアラー、ダブルケアラー、ビジネスケアラー等)
- 県の取り組み、調査結果、啓発資料
- AIチャットボット(FAQ回答)

■ コメント

 山梨県は、県民一人ひとりが“自由な選択をし、活躍できる社会”の実現を目指しています。
 ケアラー支援は家庭内の問題にとどまらず、地域社会や企業活動にも大きな影響を及ぼす重要な課題です。特に、介護の負担が個人や家庭に過度にのしかかることで「介護離職」を招くことは、大きな社会的損失と認識しています。
 今後は、家族がすべてを抱え込むのではなく、社会全体でケアラーを支えるという認識に転換していくことが重要です。
 今回の生成AI導入により、より多くの県民の皆さまを必要な支援に迅速かつ正確につなげることが可能になりました。
 山梨県は、ケアラーが孤立することなく、安心して暮らせる社会の実現に向けて、支援の充実と環境整備を推進してまいります。

■ 今後の展望

 今後は、生成AIが案内できる情報の拡充に加え、
・ケアラーの声を反映した改善
・企業や地域と連携した理解促進
を段階的に進めていきます。
【 本件に関するお問い合わせ 】
山梨県 総合県民支援局 働く人・働き方支援課
〒400-8501 山梨県甲府市丸の内1-6-1
TEL:055-223-1561

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