~リユース新施策導入による廃棄物削減へ~
山形県鶴岡市(市長:佐藤 聡)と株式会社マーケットエンタープライズ(東京都中央区、代表取締役社長:小林 泰士、東証プライム・証券コード3135、以下「マーケットエンタープライズ」)は、地域社会における課題解決を目的としたリユース事業に関する協定を締結し、2026年2月19日(木)より連携をスタートいたします。マーケットエンタープライズが運営するリユースプラットフォーム「おいくら」を用いて、不要品を捨てずに再利用する仕組みを構築し、鶴岡市の廃棄物削減と循環型社会の形成を目指します。

■背景・経緯
鶴岡市では、ごみ焼却施設での古着などの拠点回収や、リサイクルプラザに粗大ごみとして持ち込まれた子ども用品を対象とするリユースイベントの実施といった、SDGsに向けた取組を行なってまいりました。しかしながら、ごみ処理費用の負担増加に加え、ごみとして排出された不要品の中にリユース可能なものが多く含まれていることを課題と感じており、市民に向けたリユース活動の周知・啓発につながる新たなリユース施策の導入を検討しておりました。他方、マーケットエンタープライズは、リユース事業を中心にネット型事業を展開し、これまで、「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」への参画や、「楽器寄附ふるさと納税」実行委員会の一員として活動を続けるなど、官民の垣根を超えたSDGsへの取組に注力してまいりました。そうした中で、マーケットエンタープライズが鶴岡市に働きかけ、「リユース活動促進による循環型社会の形成を目指したい」という互いのニーズが合致したため、「おいくら」※1を用いた今回の取組が実現いたしました。
※1 「おいくら」とは
おいくらは、マーケットエンタープライズが展開する、リユースプラットフォームです。不要品を売りたい方が「おいくら」を通して査定依頼をすると、全国の加盟リユースショップに一括査定依頼され、買取価格・日時・買取方法・口コミなどを見て比較することができます。一度の依頼だけで不要品の査定結果をまとめて比較し、売却できる手軽さが好評で、これまでおよそ155万人(2025年6月末日時点)の方にご利用いただいております。
ウェブサイト:https://oikura.jp/
■鶴岡市の課題と「おいくら」による解決策
鶴岡市では、自己搬入により有料の粗大ごみ回収を行なっており、大型品や重量のあるものでも、市民が自宅の外へ運び出す必要があります。また、市民からは、処理施設への搬出手段がない場合、民間業者への依頼費用が嵩むといった声も寄せられておりました。「おいくら」は、希望すれば自宅の中まで訪問し、運び出しまで対応する出張買取が可能で、大型品や重量のあるものでも売却が容易にできるようになります。加えて、冷蔵庫や洗濯機などの家電リサイクル法対象製品も、まだ使えるものであれば買取できる可能性があります。「おいくら」を通じて買取依頼を行えば、最短で当日の不要品売却・受け渡しが可能となります。なお、市民のサービス利用はもちろん、市の費用負担もありません。
■今後について
2月19日(木)15時30分(公開時間が前後する可能性があります)に鶴岡市ホームページ内(https://www.city.tsuruoka.lg.jp/kurashi/gomi-seikatsu/gomishigen/sodai.html )へ「おいくら」の情報が掲載され、直接不要品の一括査定申し込みが可能になります。鶴岡市と「おいくら」の連携により、二次流通の更なる活性化による循環型社会の実現や社会全体での不要品削減が見込まれると共に、自治体の廃棄物処理量や処理コスト削減にもつながります。また、本取組によって、売却という手軽なリユース手段が市民に認知されれば、「廃棄ではなく、リユースする」という選択肢が増え、多様化する不要品処分ニーズに応えることができます。加えて、市民のリユースに対する意識の変化、循環型社会形成の促進につながります。この官民一体の取組によって、循環型社会の形成に向けた社会的側面・経済的側面の双方の課題解決を目指してまいります。
■山形県鶴岡市
鶴岡市は、東北地方の日本海側に面する山形県庄内地方の南部に位置しております。2005年10月に鶴岡市、藤島町、羽黒町、櫛引町、朝日村、温海町が合併し、東北地方では最も広い市域面積を有しています。鶴岡市内には、山岳信仰や修験の場として1400年以上の歴史を有する「出羽三山」のほか、朝日連峰の山々が連なる磐梯朝日国立公園を有し、ブナ原生林などが群生する森林が市域の約7割を占めています。また、鶴岡市域内に流域がほぼ包含される一級河川「赤川」水系をはじめ、ラムサール条約登録湿地の「大山上池・下池」といった、多様な野鳥が訪れる池沼が点在しております。平野部には日本有数の穀倉地帯である庄内平野の美しい田園風景が広がり、海岸部には北前船の寄港地としての歴史が残る港町や、季節ごとに旬の地魚が200種類も水揚げされる変化に富んだ海岸線を有しています。広大な土地と自然環境は、多彩な歴史と伝統文化をもたらし、地域の伝統行事や特色ある祭りが今もなお大切に継承されています。
人口:114,588人(男性55,217人、女性59,371人)(2026年1月31日)
世帯数:49,465世帯(2026年1月31日)
面積:1311.51平方キロメートル(2015年10月1日)
ウェブサイト:https://www.city.tsuruoka.lg.jp/
■株式会社マーケットエンタープライズ
マーケットエンタープライズは、ネット型リユース事業を中心に、モバイル通信事業や情報メディアの運営など複数の事業を展開し、「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、2006年の設立以来、成長を続けています。2015年6月には東証マザーズに上場。2021年2月に東証一部へ市場変更の後、2022年4月にはプライム市場へ上場しております。ネット型リユース事業では、「高く売れるドットコム」のほか、リユースプラットフォーム「おいくら」や、80か国以上への中古農機具の輸出などで事業拡大を続けており、ネット型リユース事業のサービス利用者は延べ940万人を達成しました。鶴岡市の「おいくら」サービス導入により、導入自治体は全国で301にのぼります。
「おいくら」自治体向け ウェブサイト:https://oikura.jp/lg/
マーケットエンタープライズ ウェブサイト:https://www.marketenterprise.co.jp/