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清少納言の生涯を描いた冲方丁の歴史小説『はなとゆめ』、京都・泉涌寺にてイラスト展開催 ~冲方丁『はなとゆめ』イラスト展~

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清少納言ゆかりの御寺で平安王朝の華やかなイラスト60点を展示

一般財団法人角川文化振興財団(理事長:角川歴彦)は、2014年3月28日(金)から4月6日(日)まで、御寺 泉涌寺(京都市東山区泉涌寺山内町27)にてイラスト展「冲方丁『はなとゆめ』イラスト展」を開催します。

『はなとゆめ』は、小説家・冲方丁(うぶかた・とう)氏による清少納言の真の姿を描いた歴史小説。28歳にして帝の后である中宮定子に仕えた清少納言が、いかにして才能を開花させ、そして、あの名著「枕草子」を書くに至ったのか、その背景にあった定子との主従を超えた感動のドラマを綴った作品です。2013年11月に株式会社KADOKAWAより刊行され、現在6万部を発行しています。

本展示は、『はなとゆめ』が単行本化される前の2012年12月から2013年10月にかけて、新聞7紙で連載された際、イラストレーターの遠田志帆(えんた・しほ)氏が描いた挿画の中から、清少納言や中宮定子等の主要登場人物や季節の風景を描いた60点を選び、清少納言が晩年を過ごしたとされるゆかりの寺、御寺 泉涌寺の妙應殿に掲示します。

また、29日(土)午後1時より、同会場にて、冲方丁さんと、平安文学を専門に研究される山本淳子教授(京都学園大学)によるトークイベント開催を予定しています(詳細調整中)。

泉涌寺にてイラストの企画展示を開催するのは、今回が初めてです。

【冲方丁『はなとゆめ』イラスト展 実施概要】
・開催日時:2014年3月28日(金)~4月6日(日) 午前9時~午後5時(入場は4時30分まで)
・場所:御寺 泉涌寺 妙應殿
・主催:一般財団法人角川文化振興財団  ・協力:御寺 泉涌寺
・入場料:無料(ただし、泉涌寺の伽藍拝観料500円が必要です)

・『はなとゆめ』書籍紹介:

『天地明察』『光圀伝』に次ぐ、歴史小説第3弾!!

美しくも心ふるわす、清少納言の生涯!

清少納言は28歳にして、帝の后である中宮定子様に仕えることになる。華やかな宮中の雰囲気に馴染めずにいたが、17歳の定子様に漢詩の才能を認められ、知識を披露する楽しさに目覚めていく。貴族たちとの歌のやり取りなどが評判となり、清少納言の宮中での存在感は増していく。そんな中、定子様の父である関白・藤原道隆が死去し、叔父の道長が宮中で台頭していく。やがて一族の権力争いに清少納言も巻き込まれていき……。

刊行日:2013年11月8日  定価:1500円(税別) 体裁:四六判上製 頁数:360頁
電子版:発売中(希望小売価格:1500円(税別)※新聞連載時のイラストを約200点収録した「はなとゆめ 電子ビジュアル版」も発売中(希望小売価格:1700円(税別)

『はなとゆめ』公式ウエブサイト http://www.kadokawa.co.jp/hanatoyume/
Facebookページ https://www.facebook.com/ubukatahanayume
Twitterアカウント @ubukatahanayume

・展示イラスト例

・冲方丁:

1977年岐阜県生まれ。96年『黒い季節』でスニーカー大賞金賞を受賞してデビュー。2003年『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞受賞。09年に刊行した初の歴史小説『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞、2011大学読書人大賞、第7回北東文芸賞、第4回舟橋聖一文学賞を受賞。12年『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞。

●公式ブログ 「ぶらりずむ黙契録」http://towubukata.blogspot.jp/

(撮影:澁谷高晴)

・遠田志帆(えんた しほ):1979年秋田県出身のイラストレーター。秋田大学教育文化学部卒業。『Another』(綾辻行人著/角川書店)をはじめ小説の装画を多く手がける。『はなとゆめ』で初めて新聞連載の挿絵に挑戦した。公式HP http://www17.plala.or.jp/shiffon/

・御寺 泉涌寺:

真言宗泉涌寺派の総本山。天長年間(824年~834年)に弘法大師が結んだ草庵・法輪寺が起源。一時後輩したが、建保6年(1218年)月輪大師・俊芿が再興。伽藍完成の折に寺域の一角より清泉が涌き出たことから泉涌寺と呼ばれるようになった。仁治3年(1242年)に崩御された四条天皇の葬儀を行って以来皇室の菩提寺となり以後「御寺」と呼ばれている。『枕草子』の著者、清少納言が晩年を過ごしたとされ、寺内には清少納言が藤原行成へ贈った歌の碑がある。公式HP http://www.mitera.org/

【トークイベント】※詳細調整中
・開催日時:3月29日(土)午後1時~
・場所:御寺 泉涌寺妙應殿(予定)
・内容:冲方丁氏と、平安文学を専門に研究される京都学園大学山本淳子教授による、清少納言や「枕草子」について、平安時代の風俗についての対談。
・登壇者:冲方丁氏、山本淳子教授
・入場料:無料

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