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公益財団法人日本ユニセフ協会

イエメンでコレラ流行、急性栄養不良の子どもを襲う【プレスリリース】

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4週間で5万5,200件

【2017年5月30日 アンマン(ヨルダン)発】

暴力が続くイエメンは世界最悪の飢餓の危機に晒され、子どもたちの間で栄養不良が蔓延する中、コレラと疑われる症例数が記録的に増加しているとの報告に際して、ユニセフ(国連児童基金)中東・北アフリカ地域事務所代表ヘルト・カッペラエレは以下の声明を発表しました。

* * *

国連安全保障理事会においてイエメンの状況に関する審議が再び開催される中、ユニセフは、イエメン全土でコレラと疑われる症例数がかつてないほど増加しており、患者の多くが子どもであると発表しました。

過去4週間で、5万5,200件のコレラと疑われる症例が報告されました。

イエメンは、世界で最も多くの急性栄養不良の子どもを抱える国のひとつです。公共サービスは崩壊寸前の状態です。毎日、栄養不良やコレラなどの予防可能な病気によって、命を落とす子どもの数が増え続けています。

子どもを思う気持ちがある人なら、イエメンのこの状態を続けさせることはできないはずです。

イエメンでの紛争の終結を求めます。子どもたちのために今すぐ行動してください。

* * *

■本信はユニセフ本部が発信した情報をもとに、日本ユニセフ協会が編集・翻訳したものです。本信の原文は、 https://www.unicef.org/media/media_96094.html からご覧いただけます。

■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(www.unicef.org)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する34の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています

■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国34の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)

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