トレンドニュースサイト STRAIGHT PRESS【 ストレートプレス 】

大日本印刷(DNP)

1秒以内の瞬間調光が可能な電子シェードを発売

このエントリーをはてなブックマークに追加

SHOEI社のヘルメットで採用、クリアな視界と省エネルギーに貢献

大日本印刷株式会社(本社:東京 代表取締役社長:北島義斉 以下:DNP)は、電源のオン/オフによって光をコントロールしてライト(光線透過率が高い)/ダーク(光線透過率が低い)を瞬時に切り替える電子シェード*¹を開発しました。今回、大手ヘルメットメーカーである株式会社SHOEIが提供するヘルメット用電子調光防曇シート「e:DRYLENS」*²に採用され、本製品の生産を開始します。本製品は、DNPと AlphaMicron, Inc. (アルファマイクロン)の合弁会社であるAKARI, LLC を通じて販売します。

DNPの電子シェードによってライト/ダークが切り替わるSHOEIの電子調光防曇シート「e:DRYLENS」 

【背景】
DNPは精密コーティング技術とフィルム加工技術を活かし、2017年にゲストホスト液晶(GHLC)*³調光フィルムの開発を開始しました。そして、プレミアムヘルメットにおいて世界でもトップシェアを誇るSHOEI社の「瞬間調光で安全性を高めたい」というニーズに向けて、ヘルメットのシールド部分での活用を想定した製品の共同開発に着手し、今回「e:DRYLENS」の製品化に至りました。
【DNPの電子シェードの特長】
1.「瞬間調光」で快適な視界の調整を瞬時に実現
ライト/ダークの状態を瞬間的(1秒以内*⁴)に切り替えることが可能です。エレクトロクロミック方式の調光技術では達成が難しかった「瞬間調光」を実現し、安全性を飛躍的に向上させました。
2.「低電圧駆動」による省エネルギーへの貢献
低電圧で駆動可能な設計により、電力消費を抑えながら優れた性能を発揮します。DNPのノーマリークリアタイプ(電源オフでライト/オンでダーク)は7V*⁵の電圧で動作します。
3.「クリアな視界」の確保
透過時のクリアな視界は、GHLC方式の電子シェードならではの強みです。ヘイズ(フィルムの曇り)は約1%と低く、フィルムでありながらガラスのようなクリア(透明)感で利用者の安全性を高めます。
【今後の展開】
DNPは本技術を応用し、自動車用ガラス向けにノーマリーダークタイプ(電源オフで遮光/オンで透光)の電子シェードも開発しています。バッテリーを搭載するEV車では、車内空間を確保するために、サンルーフやサイドガラスなどのシェード機構の薄型化・軽量化のニーズが高まっております。車内空間の課題を解決しながら、スマートな調光の実現を目指します。
またDNPは、大型製品の対応が可能なラインを黒崎工場(福岡県北九州市)内に立ち上げます。最大サイズ1,300×2,000mmまで対応可能な装置を導入し、サンプル提供を2026年春頃に開始、2028年頃からの量産販売を目指します。

*1 電子シェード → https://www.dnp.co.jp/biz/products/detail/20172637_4986.html
*2 「e:DRYLENS」はSHOEIより2026年1月に発売しました。 製品情報はこちら →https://www.shoei.com/products/parts/eDRYLENS.pdf
*3 GHLC方式:Guestとして二色性色素を、HostとしてLiquid Crystal(液晶)を使用。二色性色素は、軸の方向によって光の吸収度が異なるため、液晶の動きに追従して光の透過状態と遮蔽状態をつくり出します。
*4  本データは-20℃~50℃の温度条件下において、当社が定めた評価条件に基づき当社にて測定した結果です
*5 本記載の動作電圧は、DNPの標準設定電圧です

※記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
※記載内容は発表日現在のものです。今後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

最新情報をTwitterで受け取ろう!
最新情報をFacebookで受け取ろう!
前の記事
一覧へ戻る
次の記事