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株式会社朝日新聞社

朝日新聞の夕刊題字を横型に変更 1915年以来110年ぶりの刷新

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4月1日から紙面改革。朝刊にも新企画続々

 株式会社朝日新聞社(代表取締役社長:角田克)は、夕刊1面の題字を4月1日付から、背景のない横型題字に変更します。1915年の夕刊発刊から続いた縦型題字から110年ぶりの刷新です。すっきりとした題字とともに左右ワイドな紙面を生かした大胆な紙面をお届けします。

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■夕刊のコラム「素粒子」や天気情報も拡充
 新しい夕刊題字は、字体は変えていませんが、背景のないすっきりとしたものになります。また、題字を横型に変更することで、夕刊1面の名物コラム「素粒子」も、これまでの14字14行から15字17行へ文字スペースが増えます。天気情報の掲載地点も、全国の主要20都市に増やします。

新しい夕刊の横題字

■春からの新紙面、朝刊では新企画も次々
 4月からの新紙面では、日曜日の朝刊で「Sundayマネー」面をスタート。金融や不動産、年金制度の見直しなど、難しくなりがちなお金の話をわかりやすく伝えます。月曜日の朝刊では、途上国・新興国の動向から世界情勢を読み解く「グローバルワイド面」を新設。毎月1日には経験豊富な4人の看板記者がよりすぐりのコラムを執筆する「朔(ついたち)」面が誕生します。

Sundayマネー

朔(ついたち)

■朝日新聞の題字の歴史
 1879(明治12)年1月25日、大阪で創刊された朝日新聞第1号の題字は横型です。朝日新聞の4文字は中国の唐の時代の書家である欧陽詢の筆跡から作字しました。背景にあしらわれた葦(アシ)は、当時の主幹・津田貞の創刊あいさつにあった「難波津(なにわづ)によしとあしとをかき分けて」という言葉からとったと言われています。東京・北海道版の新聞には1888年7月10日創刊時から、桜が使用されています。縦型題字は1886年1月3日朝刊から。朝日新聞の題字はこれ以降、朝夕刊とも縦型を使用してきました。

1879年1月25日創刊の朝刊

1886年1月3日付朝刊


「桜」題字(東京(北海道)本社版)

「葦」題字(大阪・西部・名古屋本社版) 

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