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『ウーマン・オブ・ザ・イヤー2025』大賞は、花火師&柔道五輪審判員の二刀流、宗家花火 鍵屋 十五代目、天野安喜子さん!さらに日経WOMAN特別賞をパリ五輪の金メダリスト・北口榛花さんが受賞!

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撮影:MASAYA HENMI/WOMAN EXPO 2024 Winter

2024年11月30日(土)に東京ミッドタウン・ホール(東京都港区)にて「WOMAN EXPO 2024 Winter」が開催。併せて 「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2025」表彰式が行われました。

「WOMAN EXPO」は、女性がもっと活躍できる環境づくりを応援する「日経ウーマノミクス・プロジェクト」の一環として、2014年にスタート。多くのご来場者の皆さまに支えられ、今年で10周年を迎えました。働く女性のための情報誌「日経WOMAN」、働く女性に役立つ情報を届けるWebメディア「日経クロスウーマン」、健康や美容に関する情報を届ける「日経ヘルス」ほか、日経グループの媒体がそれぞれの特徴を生かし、自分らしく輝くすべてのワーキングウーマンに役立つ情報や体験を、セミナー、展示などリアルの場で提供しています。

展示会場では豪華景品が当たるスタンプラリー抽選会が開催されました。参加者は各ブースを順々に周り、各企業の取り組みやサービスについて熱心に耳を傾けていました。
セミナーには、犬山 紙子さん(イラストエッセイスト)、長谷川 あかりさん (料理家・管理栄養士)、木下 紫乃さん(「スナックひきだし」オーナー)、のがちゃんねる のがさん(動画クリエイター)らが参加。
「キャリア10年目の壁を超える~失敗から学ぶ転機の乗り越え方」、「精神科医Tomy先生、私の悩み、吹き飛ばしてください!」、「4つの視点で考える資産形成~今考える、100歳のわたし~」、「医師を目指す君を見守りたい~親としてできること~」といった、「キャリア」「学び」「健康」「美」「料理」「マネー」「教育」など幅広いテーマのセミナーがいくつも開催され、映画の上映会も行われました。

「クリーンデンタル Presents  40代、自分をもっと好きになろう!~口元印象からポジティブに~」では、 イラストエッセイストの犬山紙子さんと大阪大学名誉教授、同歯学研究科 特任教授の天野敦雄さんが登壇。様々な身体の悩みがある中、特に「変化」が現れやすい口内に着目し、現役世代でも他人ごとではない「歯周病」についての知識をきちんと得たうえで、“今日から始められる、ポジティブオーラルケア”を紹介しました。 天野さんは審美面でも健康面でも影響の大きな歯周病について、正しい知識に基づいたケアの重要性を力説しました。

「女性役員がホンネで語る! 「ダイバーシティの壁」の乗り越え方」では、中外製薬 上席執行役員 リスク管理、コンプライアンス、信頼性保証、製薬技術、生産技術統括の大内香さんと、日本IBM取締役である井上裕美さんが登壇。「女性が活躍する会社BEST100」業界別ランキング上位企業の役員2人を招いた本セミナーでは、管理職への昇進をともに断った経験、その後管理職昇進を受け入れた経緯、それまでの仕事とは違う角度から物事を見ていかなくてはいけない管理職としてのキャリアアップ、さらには子育てとの両立、業界の組織風土を変えていくための取り組みなどを実例とともに紹介。最後に大内さんは「目の前にチャンスが訪れたら、自信を持ってつかんでみてください」、井上さんは「さまざまなロールモデルを見ながら、それぞれのパーツを組み合わせ、目指すロールモデルを見いだす。そして自分自身の個性を磨き上げることで、カラフルなキャリアを描いていけるのではないでしょうか」と語りました。

そして、各界で目覚ましい活躍を遂げた女性を表彰する注目度が高いアワード「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2025」では、花火師として、そして柔道五輪審判員として活躍する、宗家花火 鍵屋 十五代目、天野安喜子さんが大賞を受賞。花火師・柔道五輪審判員という2つの男性中心社会で女性活躍の道を切り開いた天野さんの実績が高く評価されました。

天野さんは「7歳の時に父の姿に憧れて、そして母の父を褒め称える言葉に感化されて“花火師”、そして“柔道家”の道を歩み始めました。選手時代、花火の修行時代、さまざまな経験をして、多くの挫折も味わいました。その挫折から、生きる術、生きる姿勢を構築しました。親からの教えとして“人に誠実に、自分自身にも誠実に、そして人への感謝の気持ちを忘れることなく。挫折から生まれた”姿勢“はどんなことがあっても真っ向勝負で、目標を掲げたのであれば、目標を達成するために一つ一つ、自分自身に悔いの残らないような生き方をする”というものでした」と振り返りながら「これから先も、母からの言葉を中心に皆さんのお役に立てるよう、そして平和である日本に住んでいることを胸に刻みながら一歩一歩前進していきたいと思います」と意気込みを語りました。トークセッションでは、「今、女性一人一人が輝ける時代だと思っています。ぜひ勇気をもって一歩踏み出していただければ、必ずサポートしてくれる人がいらっしゃると思いますので、しっかりと輝く自分自身のために頑張っていただきたいと思います」と前向きなメッセージを送りました。

また、日経WOMAN特別賞には、パリ五輪「女子やり投げ」で金メダルを獲得し「フィールド種目での女子金メダル獲得は難しい」を覆した北口榛花さんが受賞しました。北口さんは、「よく『モチベーションを保つ秘訣は何ですか?』と聞かれるんですけど、そもそもモチベーションっていうものがよく分かってないんです(笑)。アスリートは何かを達成したくてその競技を選んでいるので、モチベーションというのはあまり関係ないのかなって思います。記録が出なかったり、うまくいかない時もありますけど、そういう時もアスリート独特なのかもしれませんが、まずは現実を受け入れます。それから、どのように良くしていくかというのを考えます」と常に前向きな気持ちで臨んでいると語ってくれました。そして、働く女性に向けて「今回、金メダルを獲りましたけど、歴史的にも、伝統的にも、骨格的にも、日本人がやり投げで世界一になることが難しいということはずっと言われてきました。でも、ちゃんと正しく習えば自分のものになりますので“自分のやりたいこと”をぜひやってみてください」と自身の経験を踏まえて、力強くエールを送った。
 
次回の「WOMAN EXPO 2025」は2025年6月7日(土)に渋谷ヒカリエ ヒカリエホールで開催予定です。

♦「ウーマン・オブ・ザ・イヤー 2025」受賞者♦
【大賞】天野安喜子さん/宗家花火 鍵屋 十五代目
(柔道五輪審判員と花火師の2つの男性中心社会に挑み、両方とも本業という究極の「複業」を実現)

【受賞】池田未央さん/アサヒコ 代表取締役
(開発した豆腐バーが累計約7500万本のヒット商品に)

【受賞】鎌倉千恵美さん/アガサ 代表取締役社長
(治験文書管理のDX化を推進。日本の医療機関、製薬企業が多数利用)

【受賞】コチュ・オヤさん/Oyraa(オイラ)代表取締役社長
(通訳者を検索して遠隔で通訳を依頼できるアプリを開発)

【受賞】佐藤 愛さん/キリンホールディングス へルスサイエンス事業部 新規事業グループ
(電気味覚で塩味やうま味を増強する家庭用「電気の食器」を開発。無理せず減塩をかなえる技術を社会実装)

【受賞】中嶋優子さん/国境なき医師団(MSF)日本会長
(パレスチナ・ガザ地区で医療援助に従事。帰国後は証言活動を積極的に行い、人道援助への関心を喚起)

【受賞】永岡里菜さん/おてつたび 代表取締役 CEO
(「お手伝い」×「旅」の、地域と人をつなぐ人材マッチングサービスを創業。関係人口の創出につなげた)

【受賞】森川春菜さん/オングリットホールディングス 代表取締役
(「建設業界の人手不足」と「就職したくてもしづらい人」をつなぐためのシステムを構築。専業主婦からの起業)

【日経WOMAN特別賞】北口榛花さん/JALアスリート社員
(パリ五輪「女子やり投げ」で金メダル。「フィールド種目での女子金メダル獲得は難しい」を覆す)

♦審査員♦
 相内優香さん(テレビ東京アナウンサー)、入山章栄さん(早稲田大学ビジネススクール 教授)、パトリック・ハーランさん(タレント)、篠田真貴子さん(エール取締役)

WOMAN EXPO 2024 Winter 開催概要
主 催  日本経済新聞社、日経BP
協 力  テレビ東京、BSテレビ東京
会 期   2024年11月30日(土)10:00~17:30                        
会 場  東京ミッドタウン・ホール(六本木)(東京都港区赤坂9-7-2)
入場料  無料(Webによる事前登録制)
公式サイト  https://events.nikkeibp.co.jp/woman/2024w/

参加企業・団体 
アメリカ大豆輸出協会/アルビオン/エスエス製薬/川本産業/キョーイク/ケンコーマヨネーズ/原子力発電環境整備機構/サイボウズ/サンギ/駿台予備学校/セブン銀行/第一三共ヘルスケア/ティーエフケイ/NIKI Hills Winery/日本対がん協会/はたらく女性スクエア/PREMIUM WATER/北海道大学/マルコ/山口県

協力媒体 日経クロスウーマン、日経WOMAN、日経ヘルス、日経トレンディ

広報宣伝事務局:キョードーメディアス

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