気鋭の言語学・音声学者である川原繁人氏と、ゴスペラーズの北山陽一氏との共著で、子どもから大人まで楽しめる『絵本　うたうからだのふしぎ』を、2024年1月24日に講談社より発売します。

うたをうたう、ことばをはなす――。日々あたりまえにしていることですが、からだの中でなにが起きているか、あなたは知っていますか？

からだの中に取り込まれた空気が、それぞれ声やうたになるまでを、わかりやすく知ることができる１冊です。

空気が主人公のまんがでおもしろく学べる構成に加え、くわしい解説も充実しています。声も空気の震えによって伝わるということや、声帯の複雑なはたらき、世界に6000もあるといわれる言語によって使う音が変わってくるなど、知識を深掘りすることもできます。

川原繁人氏はその活動が注目されている慶應義塾大学言語文化研究所教授で、北山陽一氏はゴスペラーズのメンバーでありながら、慶應義塾大学環境情報学部特別招聘教授でもあります。川原氏のわかりやすい解説に加え、北山氏のミュージシャンとしての経験に裏打ちされた豊かな見解が詰め込まれています。

空気が肺に取り込まれ、声帯で音の高さが決まり、声道でそれぞれの声になっていく様子が冒険として丁寧に描かれ、わくわくしながら知識を得ることができます。
そもそも人間がすばらしい楽器であること、それぞれの歌声や話し声はからだの微細な動きによって作られるみごとな個性であることに気づかされるでしょう。

書名：絵本 うたうからだのふしぎ
作 : 川原繁人、北山陽一（ゴスペラーズ）
まんが : 牧村久実
定価：1870円（税込）
ISBN 978-4-06-534159-9
体裁：A4 変形 オールカラー
対象：子どもからおとなまで
　すべての漢字にルビつき
発行：講談社

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