医療従事者・患者・地域住民がともに参加 人の健康と地球の健康をつなぐ“プラネタリーヘルス”を全国で実践
THE J.V.株式会社(代表取締役:小磯 卓也)とNPO法人維新隊ユネスコクラブ(理事長:濱松 敏廣)が運営する協創プラットフォーム「earth clinic」は、2026年5月30日の「ゴミゼロの日」に合わせ、全国の医療機関による地域クリーンアクションを実施いたしました。
今回の取り組みには、眼科、歯科、小児科、整形外科、耳鼻咽喉科、皮膚科、総合診療、内科、泌尿器科、女性泌尿器科、消化器内科、肛門科、生殖医療(ART)など、多様な診療科の医療機関が参加しました。患者さまや地域住民とともに行う地域清掃や、スタッフによる院内チーム活動、海岸でのビーチクリーンなど、各地域の特性に合わせた活動が全国各地で展開されました。

全国18施設の医療機関が参加した「地域クリーンアクション2026」の活動イメージ
医療から始める、地域と未来のための一歩
earth clinicは、「人の健康」と「地球の健康」はつながっているというプラネタリーヘルス(Planetary Health)の考え方を広げるために活動しています。
医療機関は日々、患者さまの健康を支える存在です。しかし健康は診療室の中だけでつくられるものではありません。安心して暮らせる地域環境や自然環境もまた、人々の健康を支える重要な基盤です。
そこで、earth clinicでは、「ゴミゼロの日」をきっかけに、医療機関が地域社会とともに行動する取り組みとして地域クリーンアクションを企画しました。
クリニック周辺の清掃活動をはじめ、院内スタッフによる地域美化活動、海岸でのビーチクリーンなど、各施設が地域状況や診療体制に合わせて実施できる形を採用し、全国規模で展開しました。
全国18施設が参加 地域とともに取り組んだクリーンアクション
今回の地域クリーンアクションには、全国18の医療機関が参加しました。
活動には医師、看護師、歯科衛生士、医療事務スタッフなどの医療従事者に加え、患者さまやご家族、地域住民の皆さまも参加し、地域をきれいにする活動が各地で行われました。
診療前の朝の時間を活用して取り組む施設や、患者さまと一緒に活動する施設、海岸の漂着ゴミ回収に取り組む施設など、その内容は地域ごとにさまざまでした。

全国18施設・233名が参加した「ゴミゼロの日」地域クリーンアクションの活動結果サマリー
なぜ医療機関がゴミ拾いをするのか
地域の健康は、診察室の中だけで完結するものではありません。
空気、水、食べ物、街の環境など、私たちの健康を支える土台が整ってこそ、人は健やかに暮らすことができます。
近年は、気候変動や環境問題が人々の健康にも影響を与えることが世界的に認識されており、「人の健康」と「地球の健康」を一体的に考える「プラネタリーヘルス」の考え方が広がっています。
earth clinicでは、医療機関だからこそできる地域貢献として、地域の皆さまとともに取り組める身近な環境活動を推進しています。
全国各地で広がったクリーンアクション
今回の活動では、眼科、歯科、小児科、整形外科、耳鼻咽喉科、皮膚科、総合診療、内科、泌尿器科、女性泌尿器科、消化器内科、肛門科、生殖医療(ART)など、多様な診療科の医療機関が参加しました。
患者さまや地域住民と一緒にクリニック周辺を清掃する施設もあれば、スタッフ中心で地域美化活動に取り組む施設、海岸でビーチクリーンを実施する施設など、それぞれの地域特性に合わせた活動が行われました。
地域によって課題は異なります。しかし「地域をきれいにしたい」「未来の健康につなげたい」という想いは共通しており、全国各地で多くの医療従事者と地域の皆さまが行動を起こしました。
参加医療機関からのコメント
- 医療法人社団 ナチュラルバランスヘルス促進会 安藤医院当院は、「地域の健康寿命を延ばす」を理念に活動しています。海をきれいにし、自然の中でヨガを行うことで、自分自身の健康と地球環境の大切さやつながりを感じる時間を地域の皆さまと共有しました。
- 医療法人Eternabloom さくら通り整形外科クリニック当院は、患者さま・ご家族・地域の皆さまと、無理のない範囲で"きれいなまち"づくりに取り組んでいます。今回は、スタッフが家族と一緒に参加し、お子さまが先頭に立って草むしりをしている姿が印象的でした。働く親の姿を見ながら一緒に汗を流す、世代を超えた1時間となりました。
- 医療法人社団こころ 所沢いそのクリニック
地域の健康は、きれいな環境から始まります。スタッフと家族で東所沢周辺のゴミ拾いを実施しました。診療だけでなく、地域に根ざした活動を通じて、皆さまの暮らしを支えていきます。
- 医療法人MIRAI みうらクリニックゴミゼロの日に、スタッフと患者さんでクリニック周辺のゴミ拾いをしました。少し汗をかいて、少し笑って、最後はアイス。みうらクリニックらしい地域活動で清々しい気持ちになりました。
- Dsこどもとみんなのクリニック私たちは子育て世代を全力でサポートしたいと考えています。きれいな街で暮らすことは子育てのしやすさにつながり、子どもたちが地域や地球を大切にする心を育むきっかけにもなります。これからも地域の皆さまとともに活動を続けてまいります。
- 医療法人FUKUJIN ふくおか耳鼻咽喉科当院では、「地域社会への貢献」も大切な役割のひとつと考えています。スタッフでゴミゼロ運動を行い、クリニック周辺の環境美化に取り組みました。耳や鼻、のどの健康だけでなく、街の“きれい”にも少しだけ貢献。地域の皆さまが安心して気持ちよく過ごせる環境づくりを目指して、これからも活動を続けてまいります。
- 医療法人社団大樹会 田辺眼科クリニックゴミゼロの日にクリニックの有志スタッフで街のゴミ拾いを実施しました。普段からの朝掃除や地域の高校生の活動もあり、思った以上に街がきれいで驚きました。皆でワイワイと楽しく活動でき、地域の美化やつながりへの意識がさらに高まる素晴らしい機会となりました。今後も続けてまいります。
- 医療法人Palette 上田皮ふ科街も、こころも、きれいに。診療前の朝の時間に、スタッフみんなでクリニック周辺の清掃を行いました。地域への感謝を込めて、気持ちよく一日をスタートできました。
- 医療法人社団太田クリニック 太田こどもとアレルギークリニック今年もゴミゼロ活動をさせていただきました。タバコのポイ捨てが目につきます。未来の子どもたちのためにも地球のためにも大人たちが見本になる行動をとりたいと感じました。
- 医療法人モンキーポッド 森整形外科『ちょっと街を綺麗にしてみたい』という気持ちが環境を変えます。短時間ではありましたが、意外と目につかないところにゴミが多く落ちていて回収しました。今後も継続して行きたいと思います。
- 医療法人社団YGC やちよ総合診療クリニッククリニックのスタッフで、地域への感謝を込めてゴミ拾いを行いました。地域の健康は、きれいで安心できる環境づくりから。今後も地域に寄り添う活動を続けていきます。
- 医療法人社団佳和会 中山クリニック地域の皆さまに支えられて日々の診療ができていることへの感謝の気持ちを込めて、クリニック周辺の道路や公園のゴミ拾いを実施いたしました。当日は天候にも恵まれ、スタッフそれぞれが「いつも歩いている道がきれいになると気持ちいいね」と笑顔で取り組みました。
- 医療法人社団 福亀会 札幌中央整形外科クリニック
毎年5月30日のゴミゼロの日にあわせ、地域住民が一丸となって街のクリーンアップ活動を実施しました。紙ゴミ、食品包装などのゴミを回収し、きれいなまちづくりへの意識を地域全体で高める貴重な機会となりました。
- 医療法人社団陽梛会 三軒茶屋Artクリニック
今年もゴミゼロの日に、地域への感謝の気持ちでスタッフと共に清掃活動を実施しました。安心できる街づくりに貢献できるよう、継続して取り組みたいです。
- 一般社団法人エフォリア CS眼科クリニック
清掃しきれいになることで、患者さまも心地よく来院できるかと思うと我々もうれしく思います。地域性もあり、ポイ捨てされているゴミが少なかったです。地域のために今後も継続してまいります。
- 医療法人宝歯会 平沢歯科
秦野の豊かな自然や街並みを大切にし、地域の皆さまが気持ちよく過ごせる環境づくりに少しでも貢献できればと思っています。これからも地域に根ざした活動を続けてまいります。
- ひの眼科クリニック
地域への感謝の気持ちを込めて、スタッフ全員でクリニック周辺の清掃活動を行いました。地域の皆さんと気持ちよく過ごせる街づくりができればと思っています。
- 春日後楽園しのぶクリニッククリニック近くの広場で子どもと一緒にほうきを持って散歩しました。気持ちの良い時間でした。来年は患者様もお誘いできたらと思っております。
参加医療機関の活動紹介ページを公開
earth clinicでは、今回参加した医療機関の活動内容を紹介する特設ページを公開しています。
各施設の活動写真や参加者の声、地域への想いなどを掲載し、全国で広がる医療機関による地域貢献活動を紹介しています。
眼科、歯科、小児科、整形外科、耳鼻咽喉科、皮膚科、総合診療、内科、泌尿器科、女性泌尿器科、消化器内科、肛門科、生殖医療(ART)など、多様な診療科の医療機関が、それぞれの地域特性に合わせたクリーンアクションを実施しました。
▼参加医療機関紹介ページ
https://earth-clinic.com/event/action.html
活動を通じて見えたこと
参加施設からは、
・たばこの吸い殻
・空き缶
・ペットボトル
・食品包装プラスチック
・紙ゴミ
などが多く回収されたとの報告がありました。
特に複数の施設で「たばこの吸い殻が最も多かった」という声が寄せられています。
一方で、
「思っていたより街がきれいだった」
「地域の方々が日頃から環境を守っていることを実感した」
という声もありました。
参加者の声
活動後アンケートでは、多くの参加者から前向きな感想が寄せられました。
「ゴミ拾いをすると晴れやかな気持ちになり、とてもスッキリしました」
「地域への感謝を形にできる気持ちのよい時間でした」
「子どもと一緒に職場の周りをきれいにできて貴重な時間になりました」
「海をきれいにしながら、自分の心もすっきりしました」
また、
「未来の子どもたちのためにも、大人が見本になる行動を続けたい」
という声も寄せられています。
今後の展望
earth clinicでは、「ゴミゼロの日」に限らず、海の日、山の日、空の日など、自然や環境について考える機会に合わせた活動を継続していく予定です。
医療機関が地域社会とともに行動し、人の健康と地球の健康をつなぐ実践を積み重ねることで、持続可能な地域づくりに貢献してまいります。
一つひとつの活動は小さな取り組みかもしれません。しかし全国各地の医療機関が継続的に行動することで、地域の健康と環境の未来につながる大きな力になると考えています。
earth clinicについて
earth clinicは、「人の健康」と「地球の健康」をつなぐプラネタリーヘルスの考え方を広げるための協創プラットフォームです。
医療機関、企業、教育機関、自治体、地域住民など、多様な主体が連携しながら、未来の健康につながる取り組みを推進しています。
運営
THE J.V.株式会社
NPO法人維新隊ユネスコクラブ
公式サイト
https://earth-clinic.com
お問い合わせ
https://earth-clinic.com/form/