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株式会社Space Compass

Space CompassとHellas Sat、衛星間光通信ネットワークの相互接続に向けた覚書を締結

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~国境や事業者の枠を超えた「宇宙統合コンピューティング・ネットワーク」構築を加速~

株式会社Space Compass(以下、Space Compass)とHELLAS SAT Consortium Limited(以下、Hellas Sat)は、衛星間光通信ネットワークの相互接続に向け、技術的・商業的な協力の可能性を検討する覚書を締結いたしました。

Space CompassとHellas Satは、光通信による高速・大容量通信の普及には、国境や事業者の枠を超えたネットワーク間の相互接続(Interoperability)の実現が不可欠であるとの共通認識を持っています。本覚書に基づき、両社は今後、軌道上での技術検討や実証について協議を進めます。 Space Compassは、ESA(欧州宇宙機関)と進めている技術検討に加え、本協議を並行して推進することで、異なる光通信ネットワークやコンステレーション間の相互接続を実現し、「宇宙統合コンピューティング・ネットワーク」の構築を加速させます。

欧州宇宙機関ESAとの光通信軌道上実証検討について
Space Compassと欧州宇宙機関(以下、ESA: European Space Agency)は、それぞれが主導する軌道上衛星間光通信ネットワークシステムの実証プログラムにおいて、相互運用の可能性について検討を進める覚書を締結し、実証衛星による軌道上試験を予定しています。この試験には、Space Compassが打ち上げを予定している静止軌道(GEO)衛星との接続も含まれています。https://space-compass.com/news/000075.html

宇宙統合コンピューティング・ネットワークについて
マルチオービット(GEO/LEO/HAPS)に配置された通信衛星間を高速大容量の光通信で接続して新たなインフラ基盤を構築し、地上のインフラ基盤と統合することにより、さまざまな社会課題の解決を目指します。

株式会社Space Compassについて
株式会社Space CompassはNTT株式会社とスカパーJSAT株式会社が設立した合弁会社です(代表取締役 Co-CEO 小松 大実、同 堀 茂弘)。宇宙統合コンピューティング・ネットワークの構築により、持続可能な社会を実現します。この構想の第一歩として、宇宙データセンタ(宇宙における大容量通信・コンピューティング基盤)、宇宙RAN(Beyond5G/6G におけるコミュニケーション基盤)の事業・サービスに取り組んでいます。今後はIOWNなどの革新的な技術も活用し、さらなるサービスの強化をめざしていきます。https://space-compass.com

本リリースは、NTTグループ各社等が展開する宇宙ビジネスのブランド「NTT C89」およびスカパーJSATの宇宙事業ブランド「JSAT」の取り組みの1つです。

https://group.ntt/jp/aerospace

https://www.skyperfectjsat.space/jsat

HELLAS SAT Consortium Limitedについて
Hellas Satは、3機の静止衛星を運用する衛星通信事業者です。そのうち2機は同一の東経39度に配置されており、ギリシャとキプロスにそれぞれ15,000平方メートル および30,000平方メートル のテレポート施設を保有しています。これらの施設を通じて、世界中の企業、政府、国防関連のお客様に衛星および地上サービスを提供しています。
https://www.hellas-sat.net/

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