良い香りで異性を急に恋愛対象として意識した経験を持つ人が、男性の37.7%、女性の20.7%に上るという調査が発表された。この調査は、ブルーベル・ジャパンが全国20代~40代の男女600名を対象に13日~14日の期間に、香りに関する意識調査をインターネットで実施したもの。
まず、「異性の友人や同僚から良い香りがして、急に恋愛対象として意識した経験があるか」との問いに、男性の37.7%、女性の20.7%が「経験あり」と回答。
具体的なエピソードとして、女性は「偶然好きな人と香りが近い香水をつけていて、それがきっかけで話すようになって、告白されて付き合いました。デートの時は、お互いの香水を交換してつけたりしてました。」(26歳女性・会社員)、男性は「心地よい匂いは人の感受性を高め、人の気持ちを和ませる。香水の匂いと使い方で、その人のセンスが判る。だから、今も外出の際には結婚当時と同じ匂いの香水を使って新婚気分を妻と味わっている。」(49歳男性・会社員)などの回答があった。
さらに香りの持つイメージについても尋ねると、「自分に合う香りを知っている人はセンスがあると思う」78.3%、「良い香りをつけている異性は、魅力がアップすると思う」73.8%など、ファッションやメイクのように香りをコーディネートできている人をハイセンスだと捉え、異性としての魅力も感じている様子がうかがえる結果も得られた。
ちなみに、「いい香りがしそうな著名人は誰だと思いますか?」という質問をしたところ、第1位が「藤原紀香さん」で有効回答数411票のうち31票(7.5%)、第2位が「小雪さん」で16票(3.9%)、第3位が「綾瀬はるかさん」で14票(3.4%)という結果だった。
異性から漂う良い香りが恋のキッカケになっている現実がうかがえるうえ、女性の良い香りは男性を魅惑する力があることを示す結果と言えるだろう。