オンラインジャーナル「PLoS ONE」に掲載された調査によると、フライドポテトやスナック菓子などに多く含まれる脂肪分「トランス脂肪酸」は、肥満の原因になるだけではなく、人をイライラさせ、攻撃的な性格にする可能性があるとわかった。
同調査では、945人の男女を対象に、普段口にする食べ物と、イライラ度、人と意見が衝突したときの対処法などについてのアンケートを実施。その結果、性別や年齢、人種に関わらず、トランス脂肪酸を多く摂取している人ほど、攻撃的な性格をしていることが判明した。
調査をおこなったカリフォルニア大学サンディエゴ校のベアトリス・ゴロム氏は、「(もしトランス脂肪酸と“キレ”やすさの因果関係が証明されれば、)トランス脂肪酸は、それを摂取した人だけではなく、周りの人々にも悪影響を及ぼすため、学校給食や刑務所での食事も見直さなくてはならない」とコメント。脂肪分を控えることは、穏やかな性格になるためにも必要なようだ。
参照元:The Huffington Post(英文)
公式フェイスブックページ
最新情報をFacebookで受け取ろう!
RELATED TAGS
関連タグ