午後に紅茶とともに軽食やおやつを楽しむというイギリス発祥の“アフタヌーンティー”だが、今回ご紹介する京都のアフタヌーンティーは、しっとりと和の装い。「翠嵐(すいらん) ラグジュアリーコレクションホテル 京都」で、日本風にアレンジされたアフタヌーンティーをゆったりと楽しんでみない?
9月1日(土)~10月31日(水)の期間、開業3周年記念「和のアフタヌーンティー」の第4章として、ホテルのカフェ「茶寮 八翠」にて提供されるのは、室町時代後期創業の和菓子店「とらや」とコラボレーションしたもの。
今回の「和のアフタヌーンティー」では、「とらや」が特別に仕立てた甘味3種類と季節の「おぞよ」(京言葉でおかずの意) 9種類を楽しめる。
甘味として登場する、羊羹をかわいく丸形に仕立てた「丸羊羹」や1686年の史料に記録の残る「嵯峨野」、今回のためにオリジナルで用意する「翠嵐」の紋章をモチーフにしたういろう製の「玉翠(ぎょくすい)」は、この機会しか味わえない和菓子。
季節の「おぞよ」としては、白味噌風味のクルトンが香ばしい「いろいろ野菜のブルーテ(スープ)」や、「栗とクリームチーズのキッシュ」「味噌風味のターキーサンドウィッチ」「ベジタブルのSUSHIロール」など、京都らしさと洋の風味を融合した9品がお重に並ぶ。
飲み物はレモン煎茶やトロピカルグリーンティーなどのフレーバー煎茶、コーヒーや紅茶など、全15種類から選ぶことができる。
「和のアフタヌーンティー」第4章「茶寮 八翠」×「とらや」は、11時~17時に提供。価格は4200円(税・サ料別)となっている。
初秋の情緒に包まれ始める嵐山を望みながら、和の風情を感じる秋らしいアフタヌーンティーを召し上がれ。
■「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」
住所:京都府右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町12番