新型コロナウイルスの感染拡大防止による長い休校期間が明け、子どもが学校に行きたがらないなど、登校することへの不安を訴えてくることも少なくないだろう。
そんな親子の不安を拭ってくれそうな書籍が登場。電子書籍レーベル「impress QuickBooks」にて、電子書籍「無理に学校へ行かせなくていい ~不登校を脱出した息子と私の記録~」が発行された。
不登校は子どもと向き合うチャンス
病気や経済的な理由を除いた不登校の生徒数は年々増加傾向にあるという。しかし、「不登校はダメなこと」という社会の偏見はまだ強く、不登校になったあとの選択肢が認知されていないという課題も残っているのが現状だ。
角舘有理(かくだて ゆり)氏・著「無理に学校へ行かせなくていい ~不登校を脱出した息子と私の記録~」800円(税別)は、子どもが不登校になる前兆から、その脱出に至るまでの実体験をまとめたエッセイ。
約5年間の不登校期間を経た著者とその息子が、当時の経験を振り返り、“不登校は学校ではできないことを経験する・子供の将来に真正面から向き合うチャンス”と、ポジティブな乗り越え方を提案してくれる。
乱れがちな生活習慣やゲーム三昧、さらに他者と違うことへの罪の意識は、不登校になると多くの家族がぶつかる壁。同書では、これらに対して親子で徹底的に向き合い、共に成長していく様子が記され、不登校は決して“ダメ”じゃないと感じさせてくれる勇気をもらえる1冊となっている。
子どもの不登校に悩んでいる保護者や、“学校に行かなければならない”と自分を追い詰めてしまっている子ども自身にもオススメの「無理に学校へ行かせなくていい ~不登校を脱出した息子と私の記録~」をこの機会にぜひ手に取ってみては。