大人になり、「学び」が縁遠いものになっていないだろうか。特に、自分が住んでいる町や地域に目を向けて学ぶ機会は、大人になるとなかなかないかもしれない。
銚子で「熱中小学校」が10月に開校
このたび、銚子スポーツタウンは、少子高齢化や人口・経済の一極集中といった社会的課題の解決に取り組む「熱中学園」と連携し、豊かで楽しく暮らせるまちづくりの実現を目指す「熱中小学校」というプロジェクトに参画。
今年10月に、同社が運営する「さるだ学集館」を拠点として「ちば銚子熱中小学校」を開校することになった。
20歳から80歳まで誰でも参加できる「大人の学び舎」
『もういちど、7歳の目で世界を』をコンセプトに掲げる、オープンスクール「ちば銚子熱中小学校」は、20歳から80歳まで誰でも参加できる「大人の学び舎」。
校長には、銚子市出身で同市行政アドバイザーを務める元プロ野球選手の木樽正明氏が就任する。
3つの目的とは
「ちば銚子熱中小学校」の目的は主に3つ。
1つめは「地方と首都圏のソーシャル社会塾」として、人づくりから地方創生に取り組むこと。
2つめは「場所+ソフトを越えて、人のパワーアップで町おこし」。
3つめは「起業家精神をはぐくみ、自立する」ことを目標に、社会人インターンシップや起業家の育成・支援を行うこと。
これらの取り組みを通じて、地域の活性化を目指す。
第1期(10月~2021年3月)の授業は、月1回、土曜日の午後に行われる。全6回で、各回13時から開始予定だ。詳細は、公式ホームページで確認してみよう。
大人がまっさらな目と気持ちで地域の活性化に取り組む姿勢は、子どもから高齢者まで、多くの人に元気を与えることだろう。
懐かしい学校の教室のような空間で、新たな気持ちで学び直してみてはいかが?
■「さるだ学集館」
住所:千葉県銚子市猿田町1179-2