サスティナブルなサンダルが登場!
ポルトガルのフットウェアブランド「Oxeani(オクシアニ)」が、6月17日(水)より阪急うめだ本店8F「イングス」で日本初の店頭販売をスタート。
同ブランドが手掛ける、海洋プラスチックごみと、パイナップルが原料の植物由来素材を使用した、エコでヴィーガンなサンダルを紹介しよう。
地球を想う“サステナブル”な考えから誕生
「Oxeani」は、ポルトガル人デザイナーのアントニオ氏を中心に2017年に設立されたフットウェアブランド。海岸沿いを子どもたちと散歩することが好きだった彼は、そこに打ち揚げられたプラスチックごみに長年心を痛めていたという。
そこでアントニオ氏は、30年以上にわたるフットウェアプロダクトデザイナーとしての経験を生かし、海洋プラスチックごみをサンダルのアウトソールの素材としてアップサイクルさせることを思いついた。
海洋プラスチックの再利用でアウトソールに
海岸に打ち揚げられたプラスチックごみは、あらゆる種類のプラスチックが含まれていて、分別は困難を極めたうえ、溶ける温度も違うため材料としての再利用は困難を極めたという。
しかし、エンジニアと数多くの試行錯誤を繰り返す中で、プラスチックを裁断し、天然ゴムと特別な配合で混ぜ合わせる方法を見つけ出すことに成功。ペットボトル換算で約6本分の海洋プラスチックをアウトソールに使用している。
パイナップル原料の素材がストラップに
また、耐久性に優れたレザーに代わる素材を探し始めたところ、度重なる調査をする中でパイナップルが原料のピニャテックスに出会い、これをストラップに利用。さらにインソールにはジュート(麻)とコルクを使用している。
こうして、海洋プラスチックと植物由来の素材を使用した、エコでヴィーガンなサンダルが完成した。
同商品は、長年デザイナーとして活躍していたアントニオ氏の人脈をフルに活用し、国際的なラグジュアリーブランドと同じ工場で製作されているというのも特長だ。
高品質の証“ISPO”を受賞
同商品は“エコでサステナブルなサンダル”というだけではなく、高品質であることも認められている。
アントニオ氏の地球環境保護に対する情熱と高い品質が評価され、2019年には世界最大級のスポーツ見本市(ISPO)で優秀作品を受賞!
サンダルのカラーバリエーションは、<パプリカ><ブラック><ブラウン><ネイチャー(ホワイト)>の全4色。
地球を想う優しさにあふれたサンダルを、ぜひチェックしてみて。
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