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江戸建築に彩りを添える150株以上の“冬ぼたん”や“寒ぼたん”を鑑賞!

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徳川家康公を祀る神社として建立された「上野東照宮」では、2021年1月1日(金・祝)~2月23日(火・祝)の期間、常時約150株のぼたんが社殿や五重塔など本格的な江戸建築に彩りを添える「第三十九回 上野東照宮 冬ぼたん」を開苑する。

関東最大級!常時150株以上を展示


「第三十九回 上野東照宮 冬ぼたん」では、人気品種の「八千代椿」や「島錦」、「黄冠」など、春と夏に寒冷地で開花を抑制し、秋に温度調節して冬に開花させる“冬ぼたん”や、


「戸川寒」「流れ星」といった着花率2割以下と咲かせるのが極めて困難な“寒ぼたん”をあわせて約40品種150株以上展示。

入口付近は定期的に和ごよみにならった装飾が施され、訪れる時期によって異なる趣きを楽しむことができる。

“わらぼっち”に包まれ寒さをしのぐ冬ぼたん


開苑中の冬ぼたんは、冬の厳しい環境から保護するため、“わらぼっち(藁囲い)”に包まれた状態で展示。


わらぼっちは、地域によってさまざまな形や結び方があるが、同苑では開苑当時から荒縄を用いた男結びや梅などのお花を模した飾り結びで人々を楽しませている。

本格的な江戸建築とともに楽しめる


また、苑内からは旧寛永寺五重塔や東照宮の参道に並ぶ石灯籠を見ることができ、枯山水の日本庭園とあわせて、他では味わえない江戸風情の中でぼたんを鑑賞できるのもポイント。


雪が降れば格別の趣があり、しんしんと降り積もる雪の中に凛と佇むぼたんの姿が来苑者の目を惹きつける。

時期により異なる花木が見頃に


さらに、2021年1月下旬からはロウバイや早咲きのウメが、


そして2月中旬頃からはフクジュソウやマンサクなどさまざまな花木が見頃を迎え、ぼたんとともに華やぎを添える。

ぼたん苗の即売会も

そのほか、2021年1月16日(土)・17日(日)、2月13日(土)・14日(日)には、春咲き牡丹の苗の即売会が開催。約10品種のぼたん苗が、4日間で計100株販売される。

入苑料・感染拡大防止対策について

入苑料は、大人(中学生以上)700円・団体(20名以上)600円・小学生以下無料。東照宮社殿共通拝観券は1,100円となっている。

なお、同苑では新型コロナウイルス感染拡大防止の取り組みとして、苑内の定期消毒や現金授受の撤廃、スタッフの健康管理などの対策を実施中。来苑する際は、手指の消毒とマスク着用に協力を。

■「上野東照宮」
住所:東京都台東区上野公園9-88

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