大阪府内において公社賃貸住宅「SMALIO(スマリオ)」を提供する大阪府住宅供給公社は、豊中市と連携し、キッチンカー出店の実証実験を豊中・豊中B団地(豊中市)で行った結果、団地住民から高い満足度を得られたため、4月6日(火)からもモデル実施として出店を継続する。
団地住民の約8割が「今後も利用したい」
大阪府住宅供給公社は、コロナ禍で自宅での食事機会が増え、惣菜購入やデリバリー等を利用する“中食”需要の増加やイベントの中止等による住民同士の集う機会の減少に対応するため、団地の敷地内にキッチンカーを誘致し、ウィズコロナ時代の新しい生活様式に対応した付加サービスとしての有効性を検証した。
1月12日~2月9日の毎週火曜日、5日間にわたって行われた実証実験では、1日平均約100食と多くの人が利用し、実験後に実施したアンケートでは、団地住民の約8割が「今後も利用したい」と回答したことから、引き続き同団地でキッチンカーを出店することとなった。
他団地への展開も検討
キッチンカーは、豊中市服部本町5丁目2番地(豊中・豊中B団地)に出店。出店期間・曜日は4月6日(火)~9月28日(火)の毎週火曜日。出店時間は11:00~19:00、売り切れ時はその日の販売を終了する。
大阪府住宅供給公社は今後、今回のモデル実施と並行して、事業者の公募方法など本格実施に向けた計画を策定し、他団地への展開を検討していく。また、地域の取り組み等と連携し、団地や地域に住む人と一体となったさらなるにぎわいづくりに取り組んでいくという。
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