福岡県大牟田市の大牟田駅西口駅前広場では、かつて市内を運行していた「路面電車204号」を駅前のシンボルとして設置し、観光案内所及び休憩所として活用してきた。
筑後地区観光協議会はこの度、屋根やデッキ、内装を整備し、車内および周辺を活用する事業者を公募。カフェ「hara harmony coffee」が3月末にオープンした。
駅前と地域をつなぐ拠点
「hara harmony coffee」では、大牟田市本町の銀座通り商店街で多くの市民に愛され、惜しまれつつ閉店した老舗喫茶店「コーヒーサロンはら」で提供されていたコーヒーやフルーツサンド等の商品にアレンジを加え、復刻販売。そのほか、観光客に対するコンテンツとして、新たなメニューの開発やお土産商品の開発を行うとともに、今後はアルコールの提供、夜の時間帯の営業も予定している。
新たな観光スポット・情報発信の拠点に
同事業は、大牟田駅西口にぎわい創出事業の一環として実施。西日本鉄道が運行している観光列車「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」等により、とくに福岡都市圏からの来訪者が増えているなかで、大牟田の新たな観光スポット・情報発信の拠点として「路面電車204号」を活用していく。
「hara harmony coffee」の営業時間は9:00~18:00の予定。定休日は毎週火曜日(祝日の場合は翌日)。
大牟田を訪れた際は、「路面電車204号」の「hara harmony coffee」で、老舗の味を体験してみて。
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