森林整備や造林の一翼を担うための事業「BE FORESTER」を始動させたフォレストーリーが、「原野林サバイバルゲーム」を、7月18日(日)に開催する。
林業の復興と森林保全、地方創生を目指す
「BE FORESTER」は、山林所有者から山林を借り、サバゲーフィールドとして提供することで得た参加料の一部を、山林所有者や地域に還元するサスティナブルな事業。林業の専門家が森林整備のコンサルティングまで行い、林業の復興と森林保全、地方創生を最終目的としている。
森林は、私たちの祖先が未来に想いを馳せながら木を植え、手入れをし守ってきた大切な財産だが、森林の経済的価値が低下する現代、手入れが及ばず山が荒れ、森林の公益的機能が危ぶまれている。
それらを解決するためには、林業の復興が不可欠。同社は、“経済的問題の解決”と“知名度の向上”が林業の復興のカギになると考え、「材木販売以外で利益を生み、人が山に入ることで林業を知る」ことで林業を盛り上げ、人々が森や山を好きになり、人々と森や山が元気になることを目指している。
自然を最大限に活かした森林フィールド
20年ほど前までのサバイバルゲームは、山林を自分たちで開拓してフィールドを作りサバゲーをするのが一般的だったが、その後サバゲーブームが到来し、企業などの参入などで人工物の有料フィールドが次々にできた。
今では昔のように山林を簡単に使うことができなくなり、自然の中でのサバゲーの機会は極端に減ってきたという。
「BE FORESTER」では、他には無い自然を最大限に活かした森林フィールドを提供。枯損木や劣性木を伐倒し、枝葉を用いてバリケードを作り、窪地やブッシュを活かしたフィールド作りをしている。
過去6回の参加者からは「懐かしい」「ここでしかできないゲーム内容」「自然を五感で感じた」などの声があり、好評を得たそう。
サバゲーフィールドでは初めての保険加入を必ず行っていることも特徴だ。
地域と共創することで地方創生に繋がる
また、同イベントでは、地元割烹料理屋の弁当を提供するなど、地域の飲食店を率先して利用。イベントを開催し、田舎の町に人が来て飲食店や宿泊施設などを利用することで、地域活性化にも繋がる。
「原野林サバイバルゲーム」は、栃木県壬生町の嘉陽ヶ丘ふれあい広場隣接の森林フィールドで開催。現在「BE FORESTER」公式HPの応募フォームで申し込みを受付中だ。なお、イベントは雨天中止となっている。
「原野林サバイバルゲーム」に参加して、広大な森林で思い切り深呼吸し、五感で自然を感じ、思い切り楽しんでみては。