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ファミリーマートが燃料電池小型トラックの走行実証を10月以降に開始

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ファミリーマートは、燃料電池(FC)小型トラックの走行実証を10月以降に開始する。地球温暖化抑制やエネルギー多様化等に対応した持続可能な社会の実現に向け、燃料電池小型トラックの導入検討にあたり、実用性・利便性を検証する。

実証場所は、愛知県岡崎市にあるファミリーマート岡崎定温センターを起点とした1日3便の店舗配送コースを予定している。

燃費・航続距離・温度管理・充填時間などを検証

今回の走行実証は、トヨタ自動車といすゞ自動車が共同開発した燃料電池小型トラック(最大積載量3トン・2室式)1台を使用し行う予定。

走行距離:約260km(JE05モード相当)、FCスタック:最高出力120kw以上、燃料タンク:水素貯蔵量約10kgという主要諸元(目標値)で実施する。

既存の水素ステーションを利用し、最も高いレベルの配送品質を求められる定温配送に燃料電池小型トラックを導入することで、実用性(燃費・航続距離・温度管理)と利便性(水素ステーションでの充填タイミング及び充填時間)に関する検証を行っていく。

配送トラックから排出されるCO2の削減を目指す

ファミリーマートでは、環境に関する中長期目標「ファミマecoビジョン2050」を策定し、持続可能な社会の実現に貢献するため、「温室効果ガス(CO2排出量)の削減」「プラスチック対策」「食品ロスの削減」の3つのテーマについて数値目標を設定し、取り組みを進めている。

この「ファミマecoビジョン2050」に加え、物流面については、配送トラックから排出されるCO2を2030年に2017年度比30%削減することを目標に、クリーンディーゼル車両(環境配慮車両)の導入や配送の効率化など、目標達成に向けたさまざまな実行可能な施策を進めている。

あわせて、EV(電動)トラックやFCV(燃料電池)トラックの導入、環境配慮型燃料の導入の実験も積極的に進めており、今後の本格導入と、さらなるCO2削減のための取り組みを推進していくという。

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