日本自然保護協会が、8回目となる「日本自然保護大賞2022」の活動募集を、9月1日(水)よりスタートした。
最も歴史のある自然保護団体
日本自然保護協会は、自然保護と生物多様性保全を目的に、1951年に創立された日本で最も歴史のある自然保護団体のひとつ。
「日本自然保護大賞」では、日本の自然保護と生物多様性の保全に大きく貢献した取り組みを、毎年表彰している。
次の時代につながる意義ある賞を目指す
同賞では、地域性、継続性、専門性、先進性、協働の観点を重視し、生物・生態系の研究、自然保護の実践、環境教育の推進などの優れた活動に賞を贈呈。
これまで、のべ888件の応募に対して48団体・名に授与し、受賞活動のさらなる発展・活躍の一助となってきた。
8回目となる今回も引き続き、SDGs持続可能な開発目標の達成や、生物および生物文化の多様性保全の重要性などを踏まえ、より幅広いジャンルからの募集に努め、次の時代につながる意義ある賞を目指していく。
自薦・他薦を問わず3部門を募集
募集するのは、市民、大学生、専門家、企業、行政などが具体的な自然保護の実績をあげた活動、研究の『保護実践部門』と、自然観察をはじめ、広く自然保護を目的とした教育・普及活動の『教育普及部門』、小学生から高校生まで、子どもが主体的に取り組んだ活動・研究の『子ども・学生部門』の3部門。
自薦、他薦を問わず、3部門より複数の部門に応募可能。「日本自然保護大賞」ウェブサイトの応募フォームから応募することができる。
応募締め切りは10月31日(日)
応募締め切りは10月31日(日)。その後、11月下旬頃に一次選考および最終選考(書類審査)を行い、2022年1月下旬に授賞者が発表される。
2022年3月下旬頃には、授賞式・活動発表シンポジウムを開催。また、同会設立70周年を記念して、授賞記念シンポジウムでは特別講演が企画されている。
募集・応募の詳細は「日本自然保護大賞2022」特設サイトをチェックしてみて!