職人の手仕事によるランドセルづくりを続ける土屋鞄製造所は、6歳以下(小学生未満)のこどもを対象にイラストを募集する「こどもデザインアワード2021」を開催。9月6日(月)から作品を募集している。

“個性が心豊かな未来に向かって育つように”

1965年に東京でランドセル職人が立ち上げた工房を発祥とし、オリジナルのランドセルや革製品を製造・販売している土屋鞄製造所。「こどもデザインアワード」は、想像や表現の楽しみと出会うことで“こどもたちのなかにある個性が心豊かな未来に向かってのびのびと育つように”という同社の思いから生まれた。2020年の開催に続き、今年で2回目の開催となる。

入賞作品には素敵なプレゼントが

募集テーマは「友だちになりたい“いきもの”」。どんないきものと友だちになってみたいか、こどもたちが自由な発想で描いたイラストを募集する。個人での応募はもちろん、今年からは幼稚園や保育園からの団体応募も受け付けている。

大賞5作品には、オリジナルのスケッチブック、メッセージカードのほか、同社職人とデザイナーがランドセルの革を使用し作品を「革のキャンバスアート」に仕立ててプレゼント。

そのほか、優秀賞(20作品)、スタッフ賞(10作品)、団体応募賞(10組)が設けられ、それぞれにプレゼントが用意されている。

また、大賞・優秀賞・スタッフ賞の受賞作品は、2022年1月ごろから全国のランドセル取り扱い店舗である童具店、西新井本店、軽井澤工房店での展示を予定している。

応募用紙は、全国の童具店、西新井本店、軽井澤工房店にて配布。そのほか、WEBサイトからのダウンロードも可能だ。応募期間は9月6日(月)〜11月7日(日)。詳細は、土屋鞄製造所公式サイトの特設ページにて確認を。

昨年の大賞のキャラクターが登場する絵本も発売中

2020年に開催された同アワードには1154作品の応募があり、大賞4作品を決定。

大賞に選ばれた4つのキャラクターが登場する一冊のオリジナル絵本「ヤッチのなくしもの」(作 中川貴雄／土屋鞄製造所)も制作した。

同絵本は公式サイトにて販売中なので、こちらもチェックしてみて。