マスプロ電工は、10月より防災・アウトドア・イベントなどに使えるポータブルバッテリー2機種を発売する。
防災意識の高まりとアウトドア需要を受けて
今回発売されるのは、バッテリー容量が561.6Whの「TLB150TW」と、一回り大型で容量730.08Whの「TLB200TW」の2機種。
停電や地震など災害対策への意識の高まりに加え、キャンプやグランピングなどのアウトドア指向の流行りから、近年、ポータブルバッテリーの需要は急速に広がっている。
日本メーカーとしての操作性を考慮
現在、多くのメーカーのポータブルバッテリーが市場に流通しているものの、そのほとんどの製品が海外市場に向けた仕様のため、各電源端子やスイッチなどの表示は英語表記になっており、操作に戸惑うというユーザーの意見があったという。
そこで、同社が販売するポータブルバッテリーは、日本メーカーとして操作性と見やすさを考慮し、表示されるすべての名称を分かりやすい日本語表記に。また、視認性の高い大きな文字で表示している。
幅広い電源に対応
同商品は、ACコンセント2個、USB端子がType-A2個、Type-A(QC3.0対応)1個、Type-C(PD対応)1個、そしてアクセサリーソケット1個をそれぞれ搭載する3WAY電源対応。電源がないところでも液晶テレビやパソコン、扇風機などさまざまな電化製品を使うことが可能だ。
本体天面に使用説明書を表記
また、各電源を使用するときの操作方法を、本体天面に分かりやすく表記している。さらにスマートフォンなどでも取扱説明書が見られるように、QRコードを記載しており、初めて使う人にもおすすめだ。
安全性に配慮したポータブルバッテリー
短絡保護回路のほか、過電流保護回路、過電圧保護回路、過放電保護回路、過充電保護回路、さらに過剰温度検出保護回路などを搭載しており、安全性に配慮している。
なお、連続使用時間や充電回数の目安は、表の通りとなっている。
屋外で電源を必要とするシーンの必需品となりそうだ。