全国の農家が運営するオンラインショップの情報を集めたポータルサイト『あぐりぽ』が、10月5日(火)に公開された。
オンラインショップを立ち上げる生産者が急増
新型コロナウイルスの感染拡大を機に食や健康への関心が高まり、産地直送で手に入れることができる新鮮でおいしい食材に注目が集まるようになった昨今。
産直ECプラットフォームの利用も盛んだが、売上に対する一定割合の販売手数料を支払う必要があるため、より収益性の高い“自社ブランドのオンラインショップ”を立ち上げる生産者が急増しているという。
そんな中オープンした『あぐりぽ』では、農家が農業だけでしっかりと生計を立てることができる「自立型農業経営」を目指してオンラインショップを運営する小規模農家と、良質な食材を求める個人ユーザーの出会いの場を創出。エリア別のマップから探せる日本全国の農家情報を通じて、個人ユーザーが各オンラインショップへダイレクトにアクセスできる仕組みになっている。
生産者と消費者を“直接つなげる”サービス
『あぐりぽ』は、大手通販サイトを介さずに生産者と消費者を“直接つなげる”サービス。農家と消費者の「直接取引」のルート開拓を支援することで、生産者の売上と収益力の向上に貢献する。
『あぐりぽ』への情報掲載は無料で、利用する個人ユーザーも会員登録なしで使用可能だ。
地域活性化にも貢献
また『あぐりぽ』では、農家の魅力を取材して情報を発信する「地域アンバサダー」や、オンラインショップの運営・梱包作業を手伝う「地域サポーター」を各エリアに配置することで、地域活性化にも貢献。
さらに、オンラインショップを持っていない農家への支援として、ECサイトの構築支援サービスも用意している。
なお、「地域アンバサダー」や「地域サポーター」は有志で構成されているため、配置していない地域もある。また、「地域アンバサダー」による記事作成は一部有料となっている。
『あぐりぽ』を通じ、全国の新鮮でおいしい食材と出会ってみては。