「FOOD LOSS BANK(フードロスバンク)」は、世界標準のライブレストランとして人気の「ビルボードライブ東京」が10月よりスタートした“SDGsメニュー”のプロデュースを実施。まだ食べられるにもかかわらず廃棄されている食品、消費激減のため出荷先を失った農産物を使用した特別メニューが発売中なので紹介したい。
フードロスの問題に着目したSDGsメニュー
100年以上の歴史を持ち、世界で最も信頼される音楽ブランドである“ビルボード”の名のもと、トップクラスのアーティストが出演する「ビルボードライブ東京」。
そのパフォーマンスを堪能する至福の時間のために、上質なライブはもちろん一流シェフによる料理と選りすぐりのドリンクを揃えることでも知られている。
今回、そんな「ビルボードライブ東京」と、「FOOD LOSS BANK」がコラボレーション。より良い世界を目指す活動SDGsの一環として、不揃い・規格外などの理由で捨てられてしまう食材やコロナ禍により出荷先を失った食材を積極的に取り入れたメニューの販売を開始した。
不揃いなチェリートマトを使用したピッツァ
「滋賀県Farm Keiのチェリートマトのマルゲリータ」1,900円は、形が不揃いであったり、コロナ禍により出荷先が減少してしまったトマトを活用した一品。
こだわり抜いて生産されたトマト本来の美味しさと甘みが凝縮され、甘味と酸味のバランスがよいチェリートマトを使用したピッツァとなっている。
摘果した青みかんを使用したカクテルも
「神奈川県あきさわ農園のグリーンシトラスのミモザ」アルコール1,800円・ノンアルコール1,400円は、300年の歴史を持つ神奈川県小田原市のあきさわ農園で育った、青みかん(グリーンシトラス)を使用した一杯。
甘いみかんを栽培するために夏に摘果した青みかんは、消費しきれずやむなく廃棄されてしまうそう。
同メニューは、できる限り農薬を使わず大切に育てられた爽やかな酸味のグリーンオレンジのジュースと、スパークリングワインを使用したカクテルとなっている。
この機会に、「ビルボードライブ東京」でフードロスの問題に着目したSDGsメニューを味わってみては。
■ビルボードライブ東京
住所:東京都港区赤坂9丁目7番4号 東京ミッドタウン ガーデンテラス4F