国産木材の需要創出に挑戦するkonokiは、立命館大学経営学部・林永周ゼミと、木から生まれたお茶「TREE TEA」1,296円(税込・3.5g×10ティーバッグ入り)を共同開発した。
同商品は11月1日(月)より立命館大学構内にて数量限定で販売する。
TREE TEA
「TREE TEA」は、北海道産のミズナラを使用した樽材と八女(福岡)の茶葉をブレンドした、ティーバッグタイプの木茶。熱湯を注ぐと樽の成分が溶出し、茶本来の味わいに後味まろやかなバニラ風味の木香が広がる。“木を飲む”という新体験が楽しめる。
同商品の美味しい淹れ方は、カップにティーバックを1包入れ、お湯(98℃~100℃)を約120ml注ぐ。ソーサーなどで蓋をして約1分蒸らし、好みの濃さでティーバックを取りだす。
「TREE TEA」開発の背景
konokiは2020年の活動開始より、国産木材の需要創出に挑戦すべく、木を通じた新しい体験づくりを行ってきた。
活動当初より商品化を目指した樹木ベースの木茶の開発は難航しており、約1年かけて試行錯誤を繰り返してきた。そんな中、4月にとある酒樽メーカーとの出会いがあったそう。
昨今、世界的に評価を得ているジャパニーズウイスキーの製造に欠かせないミズナラ樽を活かしながら、新しい木茶を生み出すことはできないだろうかと、ミズナラ樽の持つ甘やかな香りをベースにこれまで実験を重ねてきたという。
そして、木の魅力的な香りと味をもつ、木から生まれた同商品が誕生した。
同商品には、樽製造の過程で発生する端材・廃材を用いており、これまでは価値がないとされている木材のアップサイクルとして、新たなサスティナブルな循環を生む挑戦をしている。
⽴命館⼤学各キャンパスの⽣協ショップにて数量限定で販売される「TREE TEA」をためしてみては。