滋賀県では、滋賀県内で暮らす若者たちに対し、介護の仕事に対する理解を促進し、関心を抱いてもらうことを目的とした「しがけあ」プロジェクトを、11月11日(木)の介護の日よりスタートした。
2025年に滋賀県で介護職員が不足する見込み
2021年に行った介護人材需給推計では、2025年に滋賀県において、「約3,200人の介護職員が不足する」との見込みとなっており、介護サービス利用者やその家族が安心して生活できる取組みが必要不可欠となっている。
とりわけ介護の仕事に対してはネガティブなイメージを持たれていたり、そもそも仕事内容についてのイメージが湧かないといったこともあり、そのような現状が若者の介護業界への就職の妨げになっているという問題点が指摘されているそう。
滋賀県の介護の仕事の魅力を発信
このような背景を受け、若者たちに滋賀県内で介護の仕事に就くことを職業選択の一つとして意識してもらうことを目的に、滋賀県の介護(ケア)の仕事の魅力を発信するプロジェクト「しがけあ」がスタート。
同プロジェクトでは、“滋賀県の介護をもっと身近に”をテーマに、介護の仕事の情報に気軽に楽しく触れ、関心をもってもらいたいと考えている。
各種コンテンツを特設ウェブサイトで紹介
11月11日(木)からは、介護の現場で実際に働く職員の意外な素顔を紹介するコンテンツ『ONとOFFのケアニン』や、介護業界を目指す若者たちに焦点を当てたコンテンツ『NEXTケアニン』を特設ウェブサイトにて紹介。
ケアニンとは、介護福祉士が主人公の映画『ケアニン〜あなたでよかった〜』から生まれた造語で、介護、看護、医療、リハビリなど、人の「ケア」に関わり、自らの仕事に誇りと愛情、情熱を持って働いている全ての人のことを指す。
カメラガールズとのコラボ企画『#しがけあガールズ』では、滋賀県在住のカメラガールズが実際に介護施設を訪れ、彼女たちが感じた介護施設や介護現場の様子のレポートや写真をインスタグラムや特設ウェブサイトに掲載する。
ポスター掲示やイベントも予定
この他にも、2022年3月までにコンテンツを随時更新する予定。また、「しがけあ」プロジェクトの内容を告知するポスターを滋賀県内の主要鉄道駅にて展開する。
更には2022年2月に、イオンモール草津にて「しがけあ」プロジェクトのイベントが開催される予定となっているので、お楽しみに。
しがけあ 特設ウェブサイト:https://shigacare.fukushi.shiga.jp/