山田養蜂場のグループ会社である岡山県の観光施設「山田みつばち農園」では、2022年1月5日(水)から「いちご摘み採り体験(量り売り)」を開始する。
化学農薬不使用!ミツバチの花粉媒介で実ったイチゴ
ミツバチが行う花粉媒介(ポリネーション)により果実を実らせている、イチゴなどの作物。「山田みつばち農園」では、自然環境におけるミツバチの働きを学びながら、イチゴの摘み採り体験を楽しむことができる。
一般的なイチゴ栽培では、1シーズンに平均60回もの農薬散布をすると言われるほど無農薬で栽培するのが難しいイチゴだが、同園では化学農薬を一切使用せず、手間暇かけて栽培。2020年7月、山口県の食品環境検査センターで300項目の農薬検査をしたところ、同園のイチゴは全ての項目で「不検出」という結果が出た。第三者機関でも残留農薬が検出されなかったことが証明されている。
7品種から好きなイチゴを摘み採れる
栽培されているイチゴの品種は、「おいCベリー」「かおりの」「紅ほっぺ」「やよいひめ」「桃薫」「かなみひめ」の6種類で、今回から新たに「よつぼし」が加わった。品種による味や香り、食感などの違いを楽しめるのも「いちご摘み採り体験(量り売り)」のポイントだ。
「いちご摘み採り体験(量り売り)」では、最初に150g用または300g用のイチゴを入れるパックが渡されるので、7品種の中から好きなイチゴを摘もう。摘んだイチゴは、1g3円(税込)で購入することができる。なお、時期によっては食べられない品種もある。
カフェスペースで採れたてのイチゴを堪能!
また、売店ハウスにあるカフェスペースで、購入した採れたてのイチゴを食べることも可能。1本税込100円でスティックタイプのはちみつも販売しており、イチゴに好みのはちみつをかけて味わうこともできる。イチゴの酸味とはちみつの甘さは相性抜群なので、試してみて。
そのほか、12月~2022年5月末の期間限定で、イチゴを使った商品も販売中。「いちごパック」税込1,000円や、同園で採れたイチゴを贅沢に使ったスイーツなどが楽しめる。
■山田みつばち農園 いちご摘み採り体験(量り売り)概要
◇開催期間:2022年1月5日(水)~5月下旬予定
◇営業時間:午前10時~午後5時(最終受付時間:午後4時)
◇料金:1g3円(税込)の量り売り
◇休園日:木曜日、年末年始(12月30日~1月2日) 木曜日が祝日の場合は通常通り営業
※要予約。電話またはWEBにて受付中。開催期間は、イチゴの生育状況により期間が変更になる場合がある。
■山田みつばち農園
住所:岡山県苫田郡鏡野町塚谷785-1
URL:http://www.mitsubachi-nouen.com