縁日を通じた「縁(ゆかり)」を中心に、地域コミュニティ活性化を通じて老若男女を笑顔にする「にこにこ大さくせん」を目指す寺フェス実行委員会が、神奈川県川崎市の瑞龍山宗三寺において「寺フェスin川崎」を、コロナ感染対策をした上で、1月15日(土)・16日(日)に開催。2日間のべ5,000人が来場した。
多くの人を笑顔にする「寺フェス」
日本全国にある、7万5千を数える寺院。明治時代以前は寺子屋であったり、縁日には様々な催しが開催されたりと、人が集うことで地域コミュニティを形成する役割を果たしていたが、時代の変遷とともに境内に足を運ぶ人も少なくなっている。
“お寺って本当は人が集まる場所だった”、それを現代の人々へどうしたら伝わるだろうか。SNSの台頭やコロナ禍の影響で、リアルなコミュニケーションが希薄になりつつある現状を打破し、多くの人に笑顔になってほしい…との思いから「寺フェス」がスタート。
「寺フェス」のコンセプトは、『日本の良さを伝える(文化の発信)』『お寺、縁日の価値の再発信』『健康に良い物を取り入れ楽しく健康に(サウナ、食)』『お寺と地域の寄り添い・活性化(社会貢献型縁日)』『縁日を通じた「縁(ゆかり)」コミュニケーション』の5本柱だ。
お寺の境内を最大限に活用したイベント
今回の「寺フェスin川崎」では、心身ともに“ととのい”を体験できる「寺サウナ」や、
壮大な竹あかりと共に、美味しいおでんとちゃんこ鍋を楽しめる「こたつラウンジ」、
焚き火を間近に見ながら美味しい料理を味わう「焚き火Bar」、
ヨーヨー釣りや型抜きなど懐かしいアトラクションを楽しむ「こども縁日」、
日本各地の選りすぐり食材を使ったメニューが並ぶ「飲食ブース」を用意。
新潟・長岡の「松兵衛の揚げたて油揚げ」や「旨みたっぷり炉端焼き」、東京・浅草の「ちゃんこグランプリちゃんこ鍋」などが出店した。
他にも、人気プロレスラーによる路上プロレスや、
人気アイドルグループ「テンシメシ」による磯辺焼きや射的イベントの屋台など、お寺の境内を最大限に活用したイベントが催された。
次回開催予定は4月!
また、今回の開催をモデルケースとして、今後も日本各地のお寺で「寺フェス」を開催!
次回は4月8(金)〜10日(日)の3日間、同じく瑞龍山宗三寺で開催される予定なので、参加してみては。
■瑞龍山 宗三寺
住所:神奈川県川崎市川崎区砂子1-4-3
寺フェス公式HP:https://terafes.net
※営業状況が記事の掲載時と異なる場合があります。ご利用時には公式HPなどで最新情報のご確認をお願いします。