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東日本初!生活困窮者支援のための公共冷蔵庫「コミュニティフリッジ」が福島市に開所

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「チームふくしま」は、食料品・日用品の支援を必要とする人が24時間都合が良い時に食料品・日用品を取りに行ける公共冷蔵庫「コミュニティフリッジ ひまわり」を、福島県福島市に2月3日(木)より開所する。

「福島ひまわり⾥親プロジェクト」を手がけるNPO法人

「チームふくしま」は、東⽇本⼤震災後、ひまわりを栽培して絆づくりを広めた阪神淡路⼤震災後の神⼾の活動を知り、2011年5月から「福島ひまわり⾥親プロジェクト」を主な事業として取り組み、現在では日本全国55万人以上が参加している。

今回は、新規プロジェクトとして、食料品・日用品の支援を必要とする人が時間や人目を気にせず、いつでも好きなときに食料品・日用品を取りに行ける取組み「コミュニティフリッジ」を展開する。

“困ったときはお互いさま”の気持ち

様々な事情により生活に困難を抱える人がいるなか、新型コロナウイルス感染症の影響から仕事ができない、お客さんが来ないなど、その影響を多くの人が受けており、困難を抱える状況になった人が増えている。また、子どもが生まれ育った環境等に左右されず、健やかに育成される環境を整えるためには、親だけでなく地域で子どもを育てていく気持ち、環境や仕組みが必要となる。

こうしたときこそ“困ったときはお互いさま”の気持ちで助け合いたい。すべての支援は難しいけれども、“お互いさま”の気持ちで食料品や日用品を無料で提供することができれば、生活への苦労を少なくすることができるのではないかと考え、この取り組みをスタートすることになった。

日本初!アパートの一室で生活困窮者の支援


「コミュニティフリッジ ひまわり」は、助け合いの精神で提供してくれる個人、企業、商店などから預かった食料品・日用品を、「チームふくしま」で借りているアパート内の冷蔵庫や冷凍庫にて利用者に渡す仕組み。対象となるのは、児童扶養手当や就学援助を受給している人、奨学金を受給している学生、児童養護施設の卒業生のいずれかに該当する人が原則。

利用者は、利用登録をするとその場所の電子ロックを開け閉めすることができるようになり、24時間都合の良い時に取り行くことが可能。また無人運営なので、時間や人目を気にせず利用することができる。

同団体は今後、非常時のための防災倉庫の提供や、利用者を対象とした就職情報を提供していく予定とのことなので、これからの活動にも注目しよう。

■設置場所
福島県福島市野田町6-7-8 ツインコートB105

福島ひまわり里親プロジェクト:https://www.sunflower-fukushima.com

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