マルトは、「フレイル予防」に有効とされているたんぱく質が多く含まれる食材を用いた弁当および惣菜の販売を、フレイル予防強化月間に併せて開始した。2月1日(火)~2月28日(月)の期間、福島県いわき市内の勿来駅前店を除く23店舗で購入できる。
いわき市と管理栄養士らが共同で開発
フレイル予防弁当・惣菜は、いわき市との地域活性化包括連携協定に基づき、健康増進に関わる連携の取組として開発・発売された。開発は、いわき市とマルトの管理栄養士・商品開発スタッフが共同で行ったという。
そもそもフレイルとは、健康な状態と要介護状態の中間の段階で、心身の機能や活力が低下してしまっている状態を指す。フレイルが進むと、疲れやすくなることや、身体の回復力や抵抗力が落ちてしまうことにより、病気が重症化しやすくなる可能性がある。
高齢者が2週間の寝たきりになると失う筋肉量は、加齢による7年間で失う量に匹敵すると言われ、日常的に動かない(生活不活発)状態が続くと、フレイル(虚弱)を招くリスクが高まってしまう。
しかし、早期に適切な取組(栄養、身体活動、社会参加)を行うことで、進行を防ぎ健康な状態に戻ることができるとされている。
たんぱく質が多く含まれる食材が使われている
このたび開発・販売されるフレイル予防商品は、「豆腐ハンバーグのバランス弁当」「鶏のから揚げすだちおろし」「納豆ちくわの礒部揚げ」の3品。
「豆腐ハンバーグのバランス弁当」は、高齢者が一日に必要なたんぱく質量の3分の1が摂れるだけでなく、バランスを考慮することで10食品群のうち8食品が摂れるのが特徴。また、歯ごたえが異なる食材が多く含まれており、よく噛むことを意識できる。価格は486円(税込)。
「鶏のから揚げすだちおろし」は、酸味のある味付けでさっぱり食べられるため、食が進みやすくなっている。また、表面が硬い揚げ物も、ソースをかけることで表面がしっとりして食べやすくなる。価格は378円(税込)。
「納豆ちくわの礒部揚げ」は、1本当たり5.3gのたんぱく質が摂れる。加齢などが原因で食事の量が減ってしまった人には、適度に油を使った料理で、元気に活動するために必要なエネルギーを効率よく摂れるという。価格は2本入り270円(税込)、3本入り400円(税込)。
フレイル予防弁当・惣菜は、2月1日(火)~2月28日(月)の期間、いわき市内のSC窪田店、錦店、東田店、玉川店、平白土店、内郷店、SC中岡店、泉店、釜の前店、SC湯長谷店、神谷店、ニュータウン店、神白店、四倉店、SC君ヶ塚店、平窪店、浅貝店、好間店、SC高坂店、岡小名店、SC城東店、SC草野店、SC平尼子店で購入できる。
気になる人はチェックしてみては。
マルトHP : https://www.maruto-gp.co.jp/