照明器具のデザイン・企画・製造・卸・販売を一貫して行うディクラッセは、越前和紙を使用した「OH(オーエイチ) テーブルランプ」¥33,000(税込)の販売を、1月28日(金)に開始した。
デザインで心地よい暮らしを提案
ディクラッセは、“光が生み出す癒しの影をデザインする”をコンセプトに、照明をメインとしたデザインで心地よい暮らしを提案する会社。直営店「lux di classe(ルクス ディクラッセ)」をはじめとする国内のインテリアショップのほか、パリ、ロンドンなど約12カ国で展開している。
繭のような繊細でやわらかな灯り
「OH テーブルランプ」は、和紙シェードを透した落ち着きのあるオレンジ色の光と陰影のコントラストが、空間をドラマチックに演出。和紙作りや養蚕業のなどの伝統的な日本のものづくりに敬意を表して「Made in Japan」にこだわり制作した照明だ。
デザインモチーフは繊細で神秘を感じる「繭」。OHのOは繭のカタチ、Hはスタンドの形状から名付けられた。古来から日本人は繭から生糸をつくり、絹として活用してきた。幼虫が蛹になる時に自ら作る袋状の覆いは、まさに自然形成された流線形の美しい形状だ。
そんな繭のような「繊細でやさしい灯り」「流線形の美しい形状」に仕上げるために、試行錯誤を繰り返したそう。例えば、シェードの素材が越前和紙にたどり着くまでに、色々な和紙を取り寄せて光を透かし、納得できる理想の灯りを追求。1500年の歴史を誇る越前和紙の、繊維が絡み合いあたたかみのある生成色に仕上がったテクスチャーに、どこか繭の繊細な美しさと通じるものを感じて採用したという。
和モダンに仕上げた「OH テーブルランプ」は、越前和紙を張ったシェードからオレンジ色のやわらかな光が漏れて、心安らげる灯りが部屋に広がり、リビング、寝室、客間など、和洋さまざまな空間に馴染む使い勝手のいいデザインだ。中間スイッチ付きで、オンオフの切替もできる。
同社代表取締役でデザイナーの遠藤道明氏は、「繭には日本の神秘を感じていました。それは繭を育てている現場を子供のころに見た時、不思議な生物が糸になってゆく過程に儚さや健気さを感じたからです。そんな儚さが真面目に生きる日本人の姿と重なり、繭と日本の美をテーマにデザインすることにしました。」とコメントしている。
「OH テーブルランプ」の繭のような繊細でやわらかな灯りで、癒しの空間をつくってみては。
ディクラッセHP:https://www.di-classe.com/