西日本最大の園芸・農業専門商社であるニチリウ永瀬は、プラスチック使用量の約50%削減を実現した“サスティナブル園芸ポット&プランター「もみっく」”の販売を開始する。
「もみっく」の特徴
“サスティナブル園芸ポット&プランター「もみっく」”は、もみ殻を約51%利用することで、廃棄されるもみ殻の再利用を実現。
そのため、プラスチックの使用量を大幅に削減できる。また、ナチュラルカラーが採用されており、どんな園芸シーンにもマッチする仕様だ。
もみ殻のリサイクルとプラスチック削減
収穫された稲穂を脱穀する際に排出されるもみ殻は、年間約180万トンにのぼる。その内、約40万トンは農産業廃棄物として処理されるという。
農産業廃棄物として廃棄するためには、コストがかかり非常に割高。田畑での焼却やくん炭作りは、焼却時のケイ素結晶化による土壌への影響やCO2排出がネックとなる。もみ殻の処分は、米食文化の抱える大きな問題だ。
そこで、園芸・農業に長年携わる同社は、もみ殻とプラスチック原料を混ぜ合わせた“サスティナブル園芸ポット&プランター「もみっく」”を開発した。
新しい園芸の楽しみ方
“サスティナブル園芸ポット&プランター「もみっく」”の園芸ポットは、4号~8号まで。プランターは24型と32型が用意されている。サイズ感などの詳細は、同社公式サイト内の「もみっく」専用ページで確認できる。
同商品は、2月中旬~下旬に全国の園芸店・ホームセンターなどで販売予定だ。
利用者の園芸活動が、環境保護活動にもつながる。同社では、植物の成長を楽しみつつ、地球を守るという新しい園芸の楽しみ方を提供していくという。
寒さが和らぎ、新芽が息吹だす季節に、庭やベランダなどで“サスティナブル園芸ポット&プランター「もみっく」”を利用した園芸を始めてみては。
「もみっく」専用ページ:https://nichiryunagase-momic.studio.site/single-page#pot