HONEYTHING(ハニシング)と大阪府泉大津市は、「義務教育課程における子どもの金融リテラシー向上に向けた連携協力に関する協定書」を2月16日(水)に締結した。
今回の連携において、HONEYTHINGが企画・運営する金融教育イベント「キッズフリマ」を4月17日(日)に泉大津市で開催予定。
同イベントを通じ、子どもにリアルな売り買いの経験をしてもらい、キャリア教育の視点を踏まえた金融リテラシーの獲得、起業マインドを持つ人材の育成、リユース意識の醸成を目指していく。
大人は立入禁止!子どもによる子どものためフリーマーケット
HONEYTHINGでは「キッズフリマ」を通して、子ども達にはお金のリテラシー(収支計算)、リユーズ意識(物の価値への理解)、コミュニケーション能力(接客や交渉)などを学べると考える。
また現代社会における様々なことを、ただ大人に教えてもらうのではなく、実際に体験をすることも大切だと考え、「キッズフリマ」ではスタッフから収支レクチャーを受けた後は、大人立入禁止エリア内で子ども達だけで売り買いをする。
両代表者コメント
調印式で泉大津市 南出賢一市長は、『高等教育における金融経済教育の必修化に伴い、義務教育課程の段階から子どもの金融リテラシーを高めることが重要となる中で、今回実施する「キッズフリマ」は、自治体にとって非常に魅力的なコンテンツ。また、「キッズフリマ」が持つビジネスの要素も、市がこれまで推進してきたキャリア教育と方向性が合致しており、市の子どもたちが楽しみながら大きな学びを得られるポテンシャルを秘めている。今回の連携によって、子どもにとって、今後の学びに対する意欲や将来の選択肢を広げる機会となることを期待するとともに、官民連携による新たな社会価値を見出し全国の自治体に発信していきたい。』とコメントした。
またHONEYTHING 赤池慶彦代表取締役CEOは、『キッズフリマは、子どもたちが楽しみながら「お金のリテラシー」と「リユースへの意識」そして、「コミュニケーション能力」を身につけてもらえるイベント。泉大津市教育振興基本計画の基本方針である「じりつ」ができる人を育てる「そうぞう」できる力を高める、はまさに私たちの目指しているところ。今回、初めて自治体と連携するが、長期的な視点で子どもたちにアプローチできることが最大のメリットに感じており、金融教育への関心と需要の高まりに応えるためにも、まずは泉大津市内の多くの子どもたちにキッズフリマの機会を提供していきたい。』と語った。
HONEYTHING
HONEYTHINGは、「お金と楽しく向き合うための教育とビジネスの面白さを感じる体験をすべての子どもたちに」をミッションに掲げる、子どもの金融教育に特化したベンチャー企業。文部科学省・環境省・金融庁の後援事業である「キッズフリマ」の企画・運営を担い、開催実績は全国で600回以上、総来場者数は20万人を超えている。
4月17日(日)に泉大津市で開催予定の金融教育イベント「キッズフリマ」に注目してみて。