東京都千代田区に本社を置くTASKI社が、3月1日(火)、自身で相続税申告書が作成できる「TASKI(タスキ)」のシステムサービス提供を開始する。
相続税申告書の作成をユーザー自身でできるように
現在、年間約15万件の相続税申告が行われており、そのうち約86%が税理士に申告を依頼しているという。背景には、「法律や税金の仕組みが難しい」「相続手続は忙しい現役世代や高齢遺族にとって煩雑すぎる」といった声がある。
もちろん、税務面、法務面の高度な知識が求められ、専門家によるサポートが必要な申告手続は今後も税理士が対応していくことが望ましいが、一方でより簡易的な申告手続については、Webアプリケーションやガイダンス、専門家による簡易的なサポートを活用してユーザー自身で進められるようにしたい、との思いから「TASKI」が開発された。
ガイダンスに沿って作成するため簡単
「TASKI」は、Web上で必要事項を入力し、ガイダンスに従って書類を集めて、税理士に依頼せずに自身で相続税申告書を作成するシステム。詳細なガイダンスに沿って作成するため、法律や税金の仕組みが難しい相続税申告を、自身で簡単に進めていくことが可能だ。また、相続税の計算や遺産分割のシミュレーションは無料で何度も試すことができる。
相続専門税理士が監修
監修は圧倒的な相続案件の経験値を有する相続専門税理士が行っており、相続専門税理士への無料相談や、作成した申告書について税理士によるチェックができるのもポイント。また、万が一税務調査が行われる場合には、税理士によるサポート(有料)が受けられる。
最短3日で申告可能
利用申込後、最短3日で申告手続が完了できるのも魅力。必要な情報が揃っていれば、最短約1日で入力が完了し、入力内容の送信後2営業日以内に相続税申告書のデータをメールで受け取ることができる。
税理士報酬より安い利用料金
さらに、相続税申告に関する税理士報酬の相場は遺産規模の0.5~1%と言われるなか、「TASKI」では財産規模に関わらず、税理士報酬より安い料金(77,000円)で相続税が申告できる。
高齢化社会の家族が直面する終活の課題をサポート
現在、日本の高齢化率は世界1位。65歳以上の人口は令和2年10月時点で3,619万人となり、高齢化率は28.8%となっている。
「TASKI」では、必要以上に何でもIT化するのではなく、可能な部分については最大限システムを活用し、終活・相続ならではの人的な部分の課題には税理士等の専門家による徹底したサポートを受けられる体制を構築することで、高齢化社会の家族が直面する終活の課題を「ITサービス×専門家によるサポート」で解決することを目指している。
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