FEBは、高尾山にて、リユース型お弁当の循環プロジェクトをスタート。アウトドア・フードジャーを使用したリユース型のお弁当を通じて地域を元気にし、自然景勝地へ持ち込まれるゴミの量を減らし、環境問題の解決へ向けたプロジェクトとして、「FOR EARLY BIRDS HIKERS BENTO CLUB」を4月20日(水)より本格始動した。
事業で環境課題を解決する持続可能な仕組み
「ゴミの持ち帰り運動」発祥の地である高尾山。「FOR EARLY BIRDS」は、高尾山麓の山小屋「Mt. TAKAO BASE CAMP」と、体験型ホテル「タカオネ」のクリーンアップ活動から始まった。
高尾山でのクリーンアップ活動を続ける中で、一向にゴミが減らない原因は、新たなゴミが持ち込まれ続けていることにあると気づいたという。特に多かったのは、スーパーやコンビニなどで購入されたお弁当系のプラスチックやビニールのゴミだった。
そこで、山や自然を楽しむ人々が美味しく楽しく気軽にゴミを減らす活動に参加でき、いずれそれが当たり前のカルチャーになることを目的とした「事業で環境課題を解決する持続可能な仕組み」を構築した。
リユースでゴミを、事前予約でフードロスを減らす
「FOR EARLY BIRDS」では、「Mt. TAKAO BASE CAMP」と「タカオネ」にて地産地消の新鮮な食材を使った美味しいお弁当をテイクアウトで提供。ユーザーが自然の中でそれを堪能したあと返却されたアウトドア・フードジャーは、丁寧に洗ってリユースされる。これにより自然環境に持ち込まれるゴミを減らす。また、お弁当は事前予約制にして、仕入れからフードロスを削減する。
さらに、ゴミが出ないお弁当事業によって生み出した事業収益で、クリーンアップ活動や植樹などの環境活動を持続可能なものにしていく。
同プロジェクトでは、自然景勝地でのお弁当スタイルの地産地消を新たな食のカルチャーとして根付かせ、東京の自然への玄関口「高尾山」から生まれたカルチャーとして全国の自然景勝地へ広げることを目指している。
また、この取り組みに賛同し、全国の自然景勝地エリアにて主に飲食・宿泊サービスを展開している事業者を対象にパートナー参加を募集しているので、関心のある人は問い合わせてみよう。
山好きのためのお弁当
提供される「Mt. TAKAO BASE CAMP」のお弁当は、季節を味わう炊き込みごはんをベースに、料理長が選ぶお肉orお魚や地産の八王子ベーコン・卵を使ったツウ好みの燻製おかず、そしてフレッシュな八王子野菜や自家製ぬか漬けを添えた、山好きのための内容。高尾山の天狗様も思わずニッコリするくらいのワクワク感を届ける。
FEB WEBサイトからの予約にて販売しており、価格は1,500円(税込)となっている。
「タカオネ」での販売は、準備が出来次第スタートするので、公式サイトで確認を。
自然環境にゴミを持ち込まないよう、高尾山に行ったらリユース容器のお弁当を味わってみては。
FOR EARLY BIRDS:https://forearlybirds.jp
■Mt. TAKAO BASE CAMP
住所:東京都八王子市高尾町1799-3
HP:https://takaobc.com
■タカオネ
住所:東京都八王子市高尾町2264
HP:https://takaone.jp