6月18日(土)、神奈川県厚木市にブルーベリーの摘み取り観光農園「Blueberry HILLS あつぎ」がグランドオープンした。
おいしさのためのこだわり栽培
同園のブルーベリーは、おいしさのため、土ではなく、あえて鉢植えで栽培を行う。スポンジ状のものを鉢の中にしき詰め、養液を満たすことで、ブルーベリーの原産地であるアメリカの土壌環境を再現し、本来のおいしさを引き出している。
減農薬栽培への取り組み
また、電解水をつかった減農薬栽培にも力を入れている。農作物によっては、数十回以上の農薬散布がされているが、電解水でイオンの力をつかって病害虫を防いでいるので、年に1~2回の農薬使用に抑えることに成功している。
既成概念を変える完熟ブルーベリー
一般的にブルーベリーは、小粒で酸味に特徴のある果物だと思われてきた。しかし、本来は「甘み」と「酸味」と「香り」を味わえる果物だ。
ブルーベリーは追熟しない果物のため、スーパーなどの小売店には、完熟した果実が流通されない事情がある。また、粒の大きさも100円玉サイズのものから、品種によっては500円玉サイズまで大きくなるものもある。
同園では、店頭では売られていない完熟した本当のブルーベリーを味わってもらうことで、これまでの既成概念を変える体験を提供する。
ブルーベリースイーツドリンクも用意
農園でブルーベリーを味わった後は、冷んやりとしたブルーベリースイーツドリンクも楽しめる。用意されているのは、神奈川県産牛乳100%使用の「ブルーベリーミルク」、酸味と甘味のバランスにこだわった「ブルーベリーヨーグルト」、魔法の粉を振りかけると青から紫に色が変化する「ブルーベリーサイダー」、シャリシャリの食感がクセになる「ブルーベリーフラッペ」の4種類。
冷たいジュースを片手に、木陰のテラスでゆったりとした時間を過ごしてみては。
密を避けながら自然の中でゆったり
夏の到来を間近に控え、密を避けながら、家族や友人と自然の中にお出かけしたいというニーズはこれまでよりも一段と強く感じられるようになっている。
「Blueberry HILLS あつぎ」は、都内からも車で1時間程で行ける場所にありながら、小高い丘の上の自然豊かな場所でブルーベリー体験を楽しむことが可能。完全予約制のため、バスで観光客が押し寄せるような観光農園とは違い、密を避けながら自然の中でゆったりとした時間を過ごすことができる。
80種類の品種を栽培
ブルーベリーの旬は、6月~8月。同園ではおよそ80種類の品種を栽培しているので、来園するタイミングによって、色々な味わいを楽しむことができるのもポイントだ。
完全予約制の「Blueberry HILLS あつぎ」で、これまでにないブルーベリーの味わいを体験してみては。
■Blueberry HILLS あつぎ
場所:神奈川県厚木市上荻野2500近郊農地
公式HP:https://blueberryhills.jp/