信濃毎日新聞社が太田哲雄シェフと協働で昆虫食王国・信州から昆虫食の意義を国内外に発信する「昆虫みらいプロジェクト」が本格始動。
太田シェフと同社の共同開発による昆虫食ブランド「PICO SALVATORE」より、長野県産のコオロギ、蜂の子、シルク、カイコサナギを使った洋菓子や調味料、計4商品を7月4日(月)に発売した。
信濃毎日新聞社の「昆虫みらいプロジェクト」について
栄養価が高く、しかも環境への負荷が少ないことから、迫り来る食糧危機の時代における未来食として世界的に注目される昆虫食。
とはいえ、万人受けするテーマでないのもまた事実だ。日本の昆虫食の聖地である信州の新聞社として、同社は昆虫食の新常識を創りたいと思ったそうだ。
信州の郷土食の一角を占める「昆虫食」を、未来食として新しくておいしい食べ方を提案していくのが同事業の狙いだ。材料は可能な限り信州産にこだわり、ガストロノミーの知恵を生かした商品を作りだす。
「アマゾンの料理人」と称される異才のシェフ・太田哲雄氏とチームを組んで、肉や魚、野菜などのように、食材として“美味しいから食べる”昆虫食を開発していくという。
販売中の昆虫食4点
「PICO SALVATORE」から発売した、昆虫食を見てみよう。
ワールドワイドな視点と土着食材によるクリエイションにて生まれた、「AMAZON CACAO × INSECT タブレットチョコレート 蟋蟀(コオロギ)」内容量70g/2,500yen、
長寿県信州の昆虫食のシンボル!?でもある、「信州産蜂の子 フィナンシェ」内容量25g/600yenや、
かつての蚕糸王国・信州に思いを馳せた「シルクパウダー メレンゲクッキー」内容量30g/800yen、
栄養豊富な万能スパイスミックスの「カイコ シーズニング」内容量70g/1,200yenの4点だ。
同商品の店頭販売は信濃毎日新聞長野本社、信毎メディアガーデンのみ。また、「信州産蜂の子のフィナンシェ」を除く3商品はECサイト「47CLUB」でも購入可能だ。ただし送料が必要となる。
未来食として世界的に注目される「昆虫みらいプロジェクト」の昆虫食を試してみては。
「47CLUB」URL:https://www.47club.jp/19M-000137skn