JAグループ広島が、10年後の食と農、地域に貢献できる次世代の育成を目指した新たな食農教育プロジェクト「起農(きのう)みらい塾」を開校!広島県広島市、世羅町、江田島市にて、7月~11月の期間で開催される。
金銭を稼ぐビジネス型体験学習
食農教育に金融や経営の視点を取り入れ、金銭の様々な働きを理解し、社会に関わる力や自立する力を育てるカリキュラムで、子どもたちの未来をサポートしてくれる「起農みらい塾」。
農産物の生産・加工・流通の現場訪問での学びから実際の商品販売まで、金銭を稼ぐビジネス型体験学習を基本に展開される。
5カ月間全10回の授業で起業家精神を学ぶ
7月3日(日)には、広島県広島市にある「イノベーション・ハブ・ひろしまCamps」にて、「起農みらい塾」の入塾式と第1回授業が開催された。
入塾したのは小学校4~6年生の子どもたち20人で、これから11月までの5カ月間・全10回の授業を通じて、食農教育と金融教育から起業家精神を学んでいく。
初回授業では自己紹介やチームづくりを実施
第1回授業では、子どもたちの緊張を和らげるため、自己紹介、チームづくりが実施された。
また、JA広島信連の鈴木雄太氏からは「お金のキホン」と題し、「世の中のお金の流れ」や「モノ・サービスに対する価値観」について授業が行われ、日頃からなじみのある金銭についてあらためて学習する機会になったという。
最後に、これから活動するグループのチーム名と目標を決め、それぞれが発表。「チームで未来の農業を変えていこう!」「がんばるぞ!このチームでやりとげる!」など、子どもたちの意気込みは熱く、次回生産現場での現地訪問授業に期待が高まったそう。
未来を創る子どもたちの挑戦
「起農みらい塾」は、未来を創る、子どもたちの挑戦。子どもたちの学びの様子は、ホームページにて「授業レポート」として紹介される。
今後、授業を通じて成長していく子どもたちが、どのようなソーシャルイノベーションを起こしていくのか、ワクワクするプロジェクトに注目だ!
「起農みらい塾」HP:https://www.jabankhiroshima.or.jp/mirai/miraijuku/